BTSのdynamite(ダイナマイト)をカタカナで歌ってみよう!【日本語和訳とカナルビ・発音記号付き!】

dynamite」はダイナマイトのように街中を音楽で煌めかせるBTSを表現した曲で、作詞作曲は英国のデイビット・ストゥワートさんとジェシカ・アゴンバーさん。音楽に全てをかける彼らの日常と輝きを歌った曲で、色鮮やかでリズミカルな世界に透明感のある声が響き渡るBTS の魅力に溢れた作品です。世界中を音楽で煌めかせ続ける彼らにこそふさわしい曲と言えるのかもしれませんね。
今回はこのBTS屈指の名曲「dynamite」にカタカナ歌詞と日本語和訳をつけてみました発音記号とその発音の仕方(最後)も載せてありますので、正しい発音を身につけたい方はぜひチャレンジしてみてください。
 
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まずは全体のカタカナ歌詞!

この曲はテンポが速くリズムが難しい上に難しい発音も多いため難易度が高いです。僕は標準速度で覚えるのが難しいと感じたので、スロー再生にしたYouTubeを繰り返して発音とメロディを覚えました。ただ同じフレーズの繰り返しが多いため、覚える量としては意外と多くありません。曲を覚える上で大変なのは前半だけで、後半はほぼ同じフレーズの繰り返しになります。
 
わかりやすいように同じフレーズにはアルファベットと番号(A-1回目,C-6回目など)をつけておきました。いわゆるサビにあたる「シャイ二ンスーザ〜」は6回も登場することになります。
 
まず最初にカタカナ化した全体の歌詞のみを載せておきますが、こちらは全体を通して歌ってみる時に使ってみてください。このページの後半に英語の歌詞と日本語の和訳・発音記号・それから簡単な解説を追加したものを載せておきますので、個別の歌詞を覚える際はそちらを繰り返してみほしいです。そして最後に国際音声記号の図と母音の発音の説明を載せておきましたので必要に応じて確認してみてください。それぞれの母音の口の形を整理した上で練習すれば、正しい英語の発音を身につけることができるようになっています。 
 
 
 
〈A-1〉
 ア, , ム  ン ナ スーズ トゥ
 ウォッチ ミー  ブン ザ ファイ ン ッ タ  イ アイトゥ
 
 
シューズ ン, ッ ッ ピン ナ ーン  ッ パ ウ, ツ  ックン ーウ
ン ーン, ッ ザ ジューム,  リ ン イ カ ーリン スーン
スィン ン ウェナ ウォッキ ーム  ジャン パップ トゥ ザ プ, レブーン
ディン ン,  ミ  マ フォー  イス ティー  ナ  マ ン 
 
 
〈B-1〉
ディ スィズ リン ヴィ  キャ ユ  ザ イス ーム, ム ディ
イ フィス スウィ タス ニー  イェー, ディス ビー チ ーン イ ニー
ディスコウ ーバー, ダム ントゥ ッ, ム ッ トゥ 
ム ーイ(ァ)モン,  ウ イ グウ ッ  イ, ソ ッツ 
 
 
〈A-2〉
 ア, , ム  ン ナ スーズ トゥ
 ウォッチ ミー  ブン ザ ファイ ン ッ タ  イ アイトゥ
〈C-1〉
シャイ二ン スー ザ スィリ ウィズ ア ル ファン ケン ーウ
 マ イ ッ ッ イ イナイ, ウォ オ オ
 
 
ン ガ フン ジョイン ナ クウ  フエヴァ ナ ーム アーン
ー ッ, ーク ーク, ジャス ーヴ ラウィ フ ザ ウォーオゥ
イ ア イ スイズ アイ   ウィ ンス タ ブイ カ ーン
イディ セン ジェノメン, イ ッ ザ ダスィン,    シュ  ピャ イズ オン ナ ー, ハッ
 
 
〈B-2〉
ディ スィズ リン ヴィ  キャ ユ  ザ イス ーム, ム ディ
イ フィス スウィ タス ニー  イェー, ディス ビー チ ーン イ ニー
ディスコウ ーバー, ダム ントゥ ッ, ム ッ トゥ 
ム ーイ(ァ)モン,  ウ イ グウ ッ  ッツ 
 
 
〈A-3〉
 ア, , ム  ン ナ スーズ トゥ
 ウォッチ ミー  ブン ザ ファイ ン ッ タ  イ アイトゥ
〈C-2〉
シャイ二ン スー ザ スィリ ウィズ ア ル ファン ケン ーウ
 マ イ ッ ッ イ イナイ, ウォ オ オ
 
 
〈D-1〉
ィ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ  イ フィズ イナイ(↗)
ィ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ  イ フィズ イナイ(↗)
〈C-3〉
シャイ二ン スー ザ スィリ ウィズ ア ル ファン ケン ーウ
 マ イ ッ ッ イ イナイ, ウォ オ オ
 
 
ィ   ー  ー   ー(↗)
ィ   ー  ー   ー(↘)
ィ   ー  ー   ー(↗)
イ リッ ッ ライ イナイッ
ィ   ー  ー   ー(↗)
ィ   ー  ー   ー(↘)
ィ   ー  ー   ー(↗)
イ リッ ッ ライ イナイッ
 
 
〈A-4〉
 ア, , ム  ン ナ スーズ トゥ
 ウォッチ ミー  ブン ザ ファイ ン ッ タ  イ アイトゥ
〈C-4〉
シャイ二ン スー ザ スィリ ウィズ ア ル ファン ケン ーウ
 マ イ ッ ッ イ イナ
 
 
〈A-5〉
 ア, , ム  ン ナ スーズ トゥ
 ウォッチ ミー  ブン ザ ファイ ン ッ タ  イ アイトゥ
〈C-5〉
シャイ二ン スー ザ スィリ ウィズ ア ル ファン ケン ーウ
 マ イ ッ ッ イ イナイ, ウォ オ オ
 
 
〈D-2〉
ィ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ  イ フィズ イナイ(↗)
ィ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ  イ フィズ イナイ(↗)
〈C-6〉
シャイ二ン スー ザ スィリ ウィズ ア ル ファン ケン ーウ
 マ イ ッ ッ イ イナイ, ウォ オ オ
 
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英語歌詞と日本語和訳・発音記号と解説付き!

ここからは英語の歌詞と日本語和訳・発音記号・それから簡単な解説を追加していきます。ただ実際の歌は発音記号通りには歌っていません。文字が脱落する箇所(脱落する文字を緑色にしておきました)や音が変化する箇所(tがrの音になるなど)もあります。子音に関しては実際のネイティブの会話でも脱落や音の変化はよく起こるのですが、母音に関しては発音記号どおりの発音を目指してみてください。正確な母音の発音を身につけるための練習になりますから。
 
 
 
〈A-1・ジョングク〉
 ア, , ム  ン ナ スーズ トゥ
kɔːz ɑː ɑː ɑɪm ɪn ðə stɑɚz tunɑɪt
‘Cause ah, ah, I’m in the stars tonight
今夜僕は星空の中にいるから…
※「’Cause」は「becauseの省略形」。
※「th」の綴りは「θ」か「ð」の音になります。「θ」は舌を軽く噛んで息を遮断させながら発音する「」の音(無声歯摩擦音)で、「ð」はそれを有声音化させた「」の音(有声歯摩擦音)になります。歯茎と舌の間に息を通して摩擦を起こす「s」「z」(歯茎摩擦音)との違いに注意してください。
※「n」の後に「th」が続くと「ザ」を「ナ」に近い音で発音することがあります。「in the」で「インナ」になりますが、あくまで言いやすくするためなので「インザ」でももちろんok。
※発音記号の「ɚ」は「ər(アル)」を表します。「ə」は半開きの口で舌をニュートラルな位置において発音する曖昧母音の「ア」。
 
 
 ウォッチ ミー  ブン ザ ファイ ン ッ タ  イ アイトゥ
sóu wɑtʃ mi brɪŋ ðə fɑɪɚ ənd sét ðə nɑɪt əlɑɪt
So watch me bring the fire and set the night alight
僕が炎でこの夜を明るく照らすのを見守って…
※単語末の文字(d,f,g,k,l,p,r,tなど)は発音上消えることが多く、「night」は「ナイ」と発音。「and」は前の単語とつながり「ン」しか発音されていません。歌の中で発音しなくなる文字に緑色にしておきました。
※「the」は「ダ」に近い音で発音されることも多いですがここでは原則的な「ザ」で表記します。
※「alight」は「燃えて・輝いて」の意味。
 
 
シューズ ン, ッ ッ ピン ナ ーン  ッ パ ウ, ツ  ックン ーウ
ʃúːz ɔːn gèt ʌp ɪn ðə mɔɚn   kʌp əv mɪlk lèts rɑkən róul
Shoes on, get up in the morn   Cup of milk let’s rock and roll
朝目覚め靴を履いて 牛乳一杯飲んだらさぁロックを始めよう
「get up」は「起きる」の意味。
※「morn」は「morning」の略。
※「r」と「l」の発音の違いについて。正式には「r」は「歯茎接近音」と言い舌先をどこにも触れさせずに歯茎に近づけて発音する音ですが、「l」は「歯茎側面接近音」と言い舌先を上前歯の裏に当てその舌の両側から息を流して発音する音で、特に単語末では「ウ」に近く聞こえます。どちらも舌先で歯茎を一瞬弾く日本語の「ラ行(歯茎弾き音)」とは異なります。「milk」は「ミウ」、「roll」は「ローウ」に近くなります。
 
 
ン ーン, ッ ザ ジューム,  リ ン イ カ ーリン スーン
kɪŋ kɔːŋ kɪk ðə drʌm   róulɪŋ ɔːn lɑɪk ə róulɪŋ stóun
King Kong, kick the drum,   rolling on like a rolling stone
キングコングのようにドラムを叩き ローリングストーンのように転がる
※この行の4つの「g」は全て発音が消えます。
※「dr」で始まる単語は「ジュ」の音で発音されることがあります。「drum」は発音記号上は「ドゥラ厶」ですがでここでは「ジュラム」に近いです。
※発音記号の「u,o,ɔ,ʌ,ɑ」はすべて舌を口の奥に引いて発音する音になりますが、「u」が口の縦の開きの一番小さい「」で、「o」が「u」よりも少し口の開きの大きい「」、「ɔ」と「ʌ」が「o」よりも更に少し口の開きの大きい「」と「」、そして「ɑ」が口の開きの一番大きい「」(オに近い)という位置づけになります。なお「u,o,ɔ」は唇を丸くして発音しますが、「ʌ,ɑ」は丸めずに発音することになっています。詳しくは下のIPAの図をご覧になってみてください。
 
 
スィン ン ウェナ ウォッキ ーム  ジャン パップ トゥ ザ プ, レブーン
sɪŋ sɔːŋ wén ɑɪm wɔːkɪŋ hóum   dʒʌmp ʌp tu ðə tɑp ləbrɔːn
Sing song when I’m walking home   Jump up to the top, LeBron
家に帰るときは歌を歌うよ レブロン(ジェームズ)のように高く飛び上がりながらね
※この行の「g」も全て音が消えます。
※「h」は発音しないことが多いです。フランス語やスペイン語では「h」は全く発音せず、日本語でも「私へ」と書いて「わたしえ」と読みます。正式には「声門摩擦音」と言いますが弱い音なので消えることが多く、英語では普段の会話で使う弱形になると発音されなくなます。「walking home」は「g」と「h」が消えてつながるため「ウォッキノーム」と発音されます。
※発音記号の「」は「シ」ではなく「スィ」。「s」は日本語の「サ行」の音になりますが、「シ」だけは「shi(ʃ)」で表記することになっていますので注意してください。「Sing」は「シング」ではなく「スィング」。
※「LeBron」はNBA屈指の名選手「レブロン・ジェームズさん」のこと。
 
 
ディン ン,  ミ  マ フォー  イス ティー  ナ  マ ン 
dɪŋdɔːŋ cɔːl mi ɔːn mɑɪ fóun   ɑɪs tíː ænd ə géɪm əv pɪŋpɑŋ
Ding dong, call me on my phone   Ice tea and a game of ping pong
ディンドンと僕の電話が鳴る… アイスティーと卓球ゲーム(でもやろうよ)
※「Ding dong」は「鐘が鳴る音」を擬音化したもの。ここでは着信音と解釈して少し強引な訳をしています。
※「and」は弱形では「ənd」の音になりますが、強形では「ænd」の音になります。「æ」は「アの口のまま舌を前に出しエ」と発音する感じになります。
※「and」の「d」と「of」の「f」の音はよく消えます。
※「ping pong」は「卓球」。
※発音記号の「」と「ɪ」は若干音が異なるので注意してください。「」は口の開きの最も小さい「イー」の音になりますが、「ɪ」はやや口の開きの大きい「エに近いイ」になります。詳しくは下の図をご覧になってください。
 
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〈B-1・RM〉
ディ スィズ リン ヴィ  キャ ユ  ザ イス ーム, ム ディ
ðɪs ɪz gétɪŋ hévi   kæn ju híɚ ðə béɪs búːm   ɑɪm rédi
This is getting heavy   Can you hear the bass boom,  I’m ready
段々と重くなっていく 鳴り響くベースが聞こえる? 準備が整ってきた
※「t」は母音に挟まれると「d」か「r」の音で発音されることが多いです。「getting」は「ゲッティング」ではなく「ゲリン」に近くなります。
※「bass」は楽器の「ベース」。
※「boom」は「急激な上昇」と言った意味もありますが、ここでは「ブーンと鳴るような音」。
 
 
イ フィス スウィ タス ニー  イェー, ディス ビー チ ーン イ ニー
lɑɪf ɪz swíːt əz hʌni   jɪɚ ðɪs bíːt tʃɑ tʃɪŋ lɑɪk mʌni
Life is sweet as honey   Yeah, this beat cha ching like money
人生はハチミツのように甘い このビートからはレジの金のような音がする
※発音記号の「w」は口を一旦「u」のようにすぼめてそこから戻しながら発音する「ウ」のような音の子音になりますが、正式には「両唇軟口蓋(なんこうがい)接近音」と言って、上下の唇・軟口蓋と後舌の2箇所を接近させて発音する音を表します。
※発音記号の「j」は「硬口蓋(こうこうがい)接近音」と言って、舌を口腔内上部(硬口蓋)に近づけて発音する「イ」の音の子音。日本では「ヤ行」の子音として使われている音になります。
※「cha ching」はレジが開くときの「チャチーン」の音。
※「money」は「マネ」に聞こえますが、原則的な発音は「マニ」に近いです。
英語の発音は口の中の名称も含めてこちらのページにまとめてあります。
 
 
〈J-HOPE〉
ディスコウ ーバー, ダム ントゥ ッ, ム ッ トゥ 
dɪskou óuvɚlòud ɑɪm ɪntu ðæt ɑɪm gúd tu góu
Disco overload, I’m into that, I’m good to go
過熱するディスコに僕はのめり込む 準備完了
※「overload」は「過負荷」などの意味。
※「I’m good to go」は直訳すると「私は準備ができています」。
 
 
ム ーイ(ァ)モン,  ウ イ グウ ッ  イ, ソ ッツ ー〈RM〉
ɑɪm dɑɪ(ə)mənd júː nóu ɑɪ gróu ʌp   héɪ sou lèts góu
I‘m diamond, you know I glow up   Hey, so let’s go
僕はダイヤモンド 僕の輝きは知っているよね さあ行こう
 
 
〈A-2・ジョングク〉
 ア, , ム  ン ナ スーズ トゥ
kɔːz ɑː ɑː ɑɪm ɪn ðə stɑɚz tunɑɪt
‘Cause ah, ah, I’m in the stars tonight
今夜僕は星空の中にいるから…
 
 
 ウォッチ ミー  ブン ザ ファイ ン ッ タ  イ アイトゥ
sóu wɑtʃ mi brɪŋ ðə fɑɪɚ ənd sét ðə nɑɪt əlɑɪt
So watch me bring the fire and set the night alight
僕が炎でこの夜を明るく照らすのを見守って…
 
 
〈C-1・ジミン〉
シャイ二ン スー ザ スィリ ウィズ ア ル ファン ケン ーウ
ʃɑɪnɪŋ θrúː ðə sɪti wɪð ɑ lɪtl fʌŋk ənd sóul
Shining through the city with a little funk and soul
ファンクとソウル(音楽)でこの街中を輝かせる
※「Shining」は「輝いている」。
※「city」と「little」の「t」も「r」に近い音で発音されています。なお「ci」は「シ」ではなく「スィ」。
※「funk」は「ジャズ、ブルースなどを融合した音楽。強いベースの音を特徴とポップ音楽のジャンル」。
※「soul(音楽)」は「ゴスペルやリズム・アンド・ブルースを融合し、1960年代に誕生したアメリカの黒人音楽のジャンル」。なお「l」は舌先を上前歯の裏に付けたまま発音するため単語末では「ウ」に近い音になります。
 
 
 マ イ ッ ッ イ イナイ, ウォ オ オ
sóu ɑɪmɑ lɑɪt ɪt ʌp lɑɪk dɑɪnəmɑɪt wo o o
So I’mma light it up like dynamite, woah
僕がダイナマイトのように煌めかせてあげるよ
※「I’mma」は「I’m going to」の略で「〜するつもり」の意味。
 
 
〈V〉
ン ガ フン ジョイン ナ クウ  フエヴァ ナ ーム アーン
brɪŋ ə fréndɔɪn ðə krɑud   hùːévɚ wɑnə cʌm əlɔːŋ
Bring a friend, join the crowd   Whoever wanna come along
友達も呼んでこっちに加わりなよ 来たい人は誰でも一緒においで
※「the」は「n」の後の「th」なので「ナ」に近い音になります。
※「crowd」は「群衆」の意味。
※「wanna」は「want to」のことで「〜したい」の意味。
※「come along」は「一緒に来る」の意味。
 
 
ー ッ, ーク ーク, ジャス ーヴ ラウィ フ ザ ウォーオゥ
wɚːd ʌp tɔːk ðə tɔːk   dʒʌt múːv lɑɪk wiː ɔf ðə wɔːl
Word up, talk the talk,   just move like we off the wall
話はもうその通りでいいから ただ夢中になって踊ろうよ
※ここは文脈に従って少し強引な和訳をしています。
※「Word up」は「その通り」の意味といった意味ですが、「d」も母音に挟まれと「ラ行」に近い音で発音されことがあります。また「p」の音は脱落しています。
※「talk the talk」は「言うべきことを言う・きちんと話す」といった意味合いになりますが、歌を聞く限り間の「the」は聞き取れません。無理に発音する必要はないと思います。
※「off the wall」は「型破りな・気が狂った・風変わりな」。
 
 
イ ア イ スイズ アイ   ウィ ンス タ ブイ カ ーン
déɪ ɚ nɑɪt ðə skɑɪz əlɑɪt   sóu wi dæns tə ðə bréɪk əv dɔːn
Day or night the sky’s alight   So we dance to the break of dawn
昼も夜も空は眩しい だから僕らは踊るよ 夜が明けるまで
※「Day or night 」で「昼も夜も」。
※この行の「the」も聞き取りづらいので発音しなくていいと思います。
※「or」「to」「of」は丁寧に発音する場合の強形では「ɔə」「túː」「ʌv」ですが、日常的に使う弱形では「ɚ(アル)」「tu・tə(タ)」「(ə)v(アヴ)」の音で発音されます。
※「break of dawn」で「夜明け」。
 
 
〈RM〉
イディ セン ジェノメン, イ ッ ザ ダスィン,    シュ  ピャ イズ オン ナ ー, ハッ
léɪdi ændéntlmən ɑɪ gɑt ðə médəsɪn   sóu juː ʃúd kíːp ja ɑɪz ɔːn ðə bɔːl
Ladies and gentlemen, I got the medicine   so you should keep ya eyes on the ball, huh
紳士淑女の皆様 私が薬を持っていますから お楽しみに集中していただけますでしょうか
※ここは難しいです。「Ladies and gentlemen」は「みなさま」の意味ですが、発音が早いため脱落が起こっています。
※「medicine」の発音は「メディスィン」よりも「メダスィン」の方が近い。
※「ja」は「your」を表します。
※「keep ya eyes on the ball」で「目を離すな」の意味合いになりますが、「n」の後の「the」は「ナ」の音になりやすく、「ball」の「l」も聞こえません。
 
 
〈B-2・シュガ〉
ディ スィズ リン ヴィ  キャ ユ  ザ イス ーム, ム ディ
ðɪs ɪz gétɪŋ hévi   kæn ju híɚ ðə béɪs búːm   ɑɪm rédi
This is getting heavy   Can you hear the bass boom,  I’m ready
段々と重くなっていく 鳴り響くベースが聞こえる? 準備が整ってきた
 
 
イ フィス スウィ タス ニー  イェー, ディス ビー チ ーン イ ニー
lɑɪf ɪz swíːt əz hʌni   jɪɚ ðɪs bíːt tʃɑ tʃɪŋ lɑɪk mʌni
Life is sweet as honey   Yeah, this beat cha ching like money
人生はハチミツのように甘い このビートからはレジの金のような音がする
 
 
〈ジミン〉
ディスコウ ーバー, ダム ントゥ ッ, ム ッ トゥ 
dɪskou óuvɚlòud ɑɪm ɪntu ðæt ɑɪm gúd tu góu
Disco overload, I’m into that, I’m good to go
過熱するディスコに僕はのめり込む 準備完了
 
 
ム ーイ(ァ)モン,  ウ イ グウ ッ  ッツ ー〈RM〉
ɑɪm dɑɪ(ə)mənd júː nóu ɑɪ gróu ʌp   héɪ sou lèts góu
I‘m diamond, you know I glow up   let’s go
僕はダイヤモンド 僕の輝きは知っているよね さあ行こう
 
 
〈A-3・ジョングク〉
 ア, , ム  ン ナ スーズ トゥ
kɔːz ɑː ɑː ɑɪm ɪn ðə stɑɚz tunɑɪt
‘Cause ah, ah, I’m in the stars tonight
今夜僕は星空の中にいるから…
  
 
 ウォッチ ミー  ブン ザ ファイ ン ッ タ  イ アイトゥ
sóu wɑtʃ mi brɪŋ ðə fɑɪɚ ənd sét ðə nɑɪt əlɑɪt
So watch me bring the fire and set the night alight
僕が炎でこの夜を明るく照らすのを見守って…
 
 
〈C-2・V〉
シャイ二ン スー ザ スィリ ウィズ ア ル ファン ケン ーウ
ʃɑɪnɪŋ θrúː ðə sɪti wɪð ɑ lɪtl fʌŋk ənd sóul
Shining through the city with a little funk and soul
ファンクとソウル(音楽)でこの街中を輝かせる
 
 
 マ イ ッ ッ イ イナイ, ウォ オ オ
sóu ɑɪmɑ lɑɪt ɪt ʌp lɑɪk dɑɪnəmɑɪt wo o o
So I’mma light it up like dynamite, woah
僕がダイナマイトのように煌めかせてあげるよ
 
 
〈D-1・ジョングク〉
ィ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ  イ フィズ イナイ(↗)
dɑɪ nɑnɑnɑ-nɑnɑ-nɑnɑnɑ-nɑnɑnɑ   lɑɪf ɪz dɑɪnəmɑɪt
Dy-nanana-nana-nanana-nanana   life is dynamite
ダィナナナ〜♪ 人生はダイナマイト
 
 
ィ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ  イ フィズ イナイ(↗)
dɑɪ nɑnɑnɑ-nɑnɑ-nɑnɑnɑ-nɑnɑnɑ   lɑɪf ɪz dɑɪnəmɑɪt
Dy-nanana-nana-nanana-nanana   life is dynamite
ダィナナナ〜♪ 人生はダイナマイト
 
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〈C-3・ジン〉
シャイ二ン スー ザ スィリ ウィズ ア ル ファン ケン ーウ
ʃɑɪnɪŋ θrúː ðə sɪti wɪð ɑ lɪtl fʌŋk ənd sóul
Shining through the city with a little funk and soul
ファンクとソウル(音楽)でこの街中を輝かせる
 
 
 マ イ ッ ッ イ イナイ, ウォ オ オ
sóu ɑɪmɑ lɑɪt ɪt ʌp lɑɪk dɑɪnəmɑɪt wo o o
So I’mma light it up like dynamite, woah
僕がダイナマイトのように煌めかせてあげるよ
 
 
〈ジョングク〉
ィ   ー  ー   ー(↗)
dɑɪ nɑnɑnɑ-nɑnɑ-nɑnɑ é  
Dy-nanana-na,na-nana eh
 
 
ィ   ー  ー   ー(↘)
dɑɪ nɑnɑnɑ-nɑnɑ-nɑnɑ é  
Dy-nanana-na,na-nana eh
 
 
〈ジミン〉
ィ   ー  ー   ー(↗)
dɑɪ nɑnɑnɑ-nɑnɑ-nɑnɑ é  
Dy-nanana-na,na-nana eh
 
 
イ リッ ッ ライ イナイッ
lɑɪt ɪt ʌp lɑɪk dɑɪnəmɑɪt
Light it up like dynamite
光り輝かせるよ ダイナマイトのように
※「t」は母音に挟まれると「r」で発音されやくなるため「ライリッラッ」となります。
※この行は口が忙しくないので発音が消える部分をきちんと発音してもいいと思います。
 
 
〈ジン〉
ィ   ー  ー   ー(↗)
dɑɪ nɑnɑnɑ-nɑnɑ-nɑnɑ é  
Dy-nanana-na,na-nana eh
 
 
ィ   ー  ー   ー(↘)
dɑɪ nɑnɑnɑ-nɑnɑ-nɑnɑ é  
Dy-nanana-na,na-nana eh
 
 
〈V〉
ィ   ー  ー   ー(↗)
dɑɪ nɑnɑnɑ-nɑnɑ-nɑnɑ é  
Dy-nanana-na,na-nana eh
 
 
イ リッ ッ ライ イナイッ
lɑɪt ɪt ʌp lɑɪk dɑɪnəmɑɪt
Light it up like dynamite
光り輝かせるよ ダイナマイトのように
 
 
〈A-4・ジミン〉
 ア, , ム  ン ナ スーズ トゥ
kɔːz ɑː ɑː ɑɪm ɪn ðə stɑɚz tunɑɪt
‘Cause ah, ah, I’m in the stars tonight
今夜僕は星空の中にいるから…
 
 
 ウォッチ ミー  ブン ザ ファイ ン ッ タ  イ アイトゥ
sóu wɑtʃ mi brɪŋ ðə fɑɪɚ ənd sét ðə nɑɪt əlɑɪt
So watch me bring the fire and set the night alight
僕が炎でこの夜を明るく照らすのを見守って…
 
 
〈C-4・ジョングク〉
シャイ二ン スー ザ スィリ ウィズ ア ル ファン ケン ーウ
ʃɑɪnɪŋ θrúː ðə sɪti wɪð ɑ lɪtl fʌŋk ənd sóul
Shining through the city with a little funk and soul
ファンクとソウル(音楽)でこの街中を輝かせる
 
 
 マ イ ッ ッ イ イナ
sóu ɑɪmɑ lɑɪt ɪt ʌp lɑɪk dɑɪnəmɑɪt
So I’mma light it up like dynamite
僕がダイナマイトのように煌めかせてあげるよ
 
 
〈A-5・ジミン〉
 ア, , ム  ン ナ スーズ トゥ
kɔːz ɑː ɑː ɑɪm ɪn ðə stɑɚz tunɑɪt
‘Cause ah, ah, I’m in the stars tonight
今夜僕は星空の中にいるから…
 
 
 ウォッチ ミー  ブン ザ ファイ ン ッ タ  イ アイトゥ
sóu wɑtʃ mi brɪŋ ðə fɑɪɚ ənd sét ðə nɑɪt əlɑɪt
So watch me bring the fire and set the night alight
僕が炎でこの夜を明るく照らすのを見守って…
 
 
〈C-5・ジン〉
シャイ二ン スー ザ スィリ ウィズ ア ル ファン ケン ーウ
ʃɑɪnɪŋ θrúː ðə sɪti wɪð ɑ lɪtl fʌŋk ənd sóul
Shining through the city with a little funk and soul
ファンクとソウル(音楽)でこの街中を輝かせる
 
 
 マ イ ッ ッ イ イナイ, ウォ オ オ
sóu ɑɪmɑ lɑɪt ɪt ʌp lɑɪk dɑɪnəmɑɪt wo o o
So I’mma light it up like dynamite, woah
僕がダイナマイトのように煌めかせてあげるよ
 
 
〈D-2・ジミン〉
ィ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ  イ フィズ イナイ(↗)
dɑɪ nɑnɑnɑ-nɑnɑ-nɑnɑnɑ-nɑnɑnɑ   lɑɪf ɪz dɑɪnəmɑɪt
Dy-nanana-nana-nanana-nanana   life is dynamite
ダィナナナ〜♪ 人生はダイナマイト
 
 
ィ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ ナ  イ フィズ イナイ(↗)
dɑɪ nɑnɑnɑ-nɑnɑ-nɑnɑnɑ-nɑnɑnɑ   lɑɪf ɪz dɑɪnəmɑɪt
Dy-nanana-nana-nanana-nanana   life is dynamite
ダィナナナ〜♪ 人生はダイナマイト
 
 
〈C-6・V〉
シャイ二ン スー ザ スィリ ウィズ ア ル ファン ケン ーウ
ʃɑɪnɪŋ θrúː ðə sɪti wɪð ɑ lɪtl fʌŋk ənd sóul
Shining through the city with a little funk and soul
ファンクとソウル(音楽)でこの街中を輝かせる
 
 
 マ イ ッ ッ イ イナイ, ウォ オ オ
sóu ɑɪmɑ lɑɪt ɪt ʌp lɑɪk dɑɪnəmɑɪt wo o o
So I’mma light it up like dynamite, woah
僕がダイナマイトのように煌めかせてあげるよ
 
 
 
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母音の発音記号をちょっと解説!

基本的に外国語は母音をきちんと発音できないと元の言語のクセがいつまでも残ってしまうのですが、日本の学校では英語の発音についてきちんと教えてくれません。ここでは国際音声記号(IPA)の図を使って英語の母音の発音(記号)を視覚化しておきますので、実際に発音する際に参考にしてみてください。
 
 
こちらはIPAチャートから英語で使用する母音の発音記号を抽出したものになります。少し図の説明をさせてください。
 
IPAでは母音の発音を①舌の位置と②口の開きの大きさ、③唇の形の3つの要素に分解して図式化しています。まず左右の軸は①舌の位置を表します。図の左に行くほど舌の位置(正確には舌の最も盛り上がった位置)が前であることを表し右に行くほど舌の位置が奥であることを表します。また図の上下は②口の縦の開きの大きさ(IPAでは口の縦の開きを7段階で評価)を表し、上に行くほど口の縦の開きが狭く(舌を上部に置き口を閉じる)下に行くほど口の開きが大きい(顎を下げ舌を下部に押し付ける)ことを表します。そして本来1点につき2つの記号があるのですが、これが③唇の形を表します。右側が唇を丸めて発音する「円唇母音(えんしんぼいん)」を表し、左側が唇を丸めずに発音する「非円唇母音」を表します。音声学では唇の形が丸いか丸くないかの2択で区別することになっています。
 
例えば図の右側の発音記号「u,o,ɔ,ʌ,ɑ」は全て舌を奥に引いた状態で発音することを表しますが、「u」が口の縦の開きが一番小さく「ɑ」が口の開きが一番大きくなります。また「u,o,ɔ」は唇を丸める「円唇母音」であるのに対し、「ʌ,ɑ」は唇を丸めない「非円唇母音」であることも表しています。
 
逆に図の左側舌を前に出して発音することを表しますが、「i」と「ɪ」は口の開きと舌の位置が若干異なりますので注意してください。「ɪ」の方が若干口の開きが大きい「エに近いイ」になります。「æ」は「アの口のまま舌を前に出してエ」と発音する感じです。そして「ə」は半開きの口で舌を真ん中のあたりに置いて発音する「」。ちょうど真ん中あたりなので脱力した曖昧母音とも言われます。
 
母音を正確に発音できなければいつまでたってもカタカナ英語のままです。逆にこれらを正確に発音できるようになれば、歌だけでなく英語の発音が全般的に向上しますので、それぞれの口の形をきちんと把握した上で練習してみてください。全ての母音を意識するのが難しい場合は、まずは「æ」「ə」「ɑ」あたりから意識してみるといいと思います。これだけでも英語らしく聞こえるようになりますから。
 
 
なお日本語の「ア,イ,ウ,エ,オ」の発音記号は「a,i,ɯ,e,o」とされていますが、実際の日本語の「ア」はもっと後舌ぎみで、「エ,オ」はやや口の開きの大きい「ɛ,ɔ」より、「ウ」は非円唇(唇が丸くない)とされており、英語の「u」のようには唇をすぼめずに発音する音とされています。日本語の「ア,イ,ウ,エ,オ」を図に入れてみると、だいたいこんな感じになるみたいです。実際に発音する際の目安にしてみてください。
 
 
子音も含めた英語の発音についてはこちらのページにまとめてあります。極めたい方は覗いてみてください。
 
 
それではお元気で。
 
 
BTSの他の曲もカタカナ歌詞と日本語和訳を作ってみました。こちらもどうぞ。
 
 
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