BTS のPermission to danceをカタカナで歌ってみよう!【日本語和訳とパート・カナルビ・発音記号付き!】

Permission to Dance」は2021年7月にリリースされたBTSの曲。「Shape Of You」を手掛けたグラミー賞受賞者「エド・シーラン」に、Butterにも参加した「スティーブン・カーク」など4名を加えて共同制作した楽曲で、ビルボードチャート首位を獲得した名作になります。
人種差別やLGBT(セクシャルマイノリティ)・障害・コロナなど多くの困難なテーマを扱ったメッセージ性の強い内容となっていますが、最後は風船の解放とともにコロナが収束し、「僕たちが踊るのに許可はいらない。みんなで前に進もう。」と人種や世代も問わず世界中の人を励ます希望の歌になっています。
この「パーミッション・トゥ・ダンス」に日本語訳カタカナ歌詞(パート別)をつけてみました。発音記号とその発音の仕方(最後)も載せておきましたので、正確な発音を目指してみてください。
 
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まずは全カタカナ歌詞!

まず最初に全体をカタカナ化した歌詞を載せておきますが、こちらは通して歌う時に使ってみてください。その後に英語の歌詞と日本語和訳・発音記号・そして簡単な解説を追加したものを載せておきますので、覚える際はそちらを参考にしてほしいです。そしてこのページの最後に発音記号の発音の仕方(母音)を解説したIPAの図を載せておきますので、必要に応じて確認してみてください。
なお同じ歌詞にはアルファベットと番号(A-1・B-5など)をつけてあります。
 
 
ッツ ザ ーラ ーン ン ウェ ニョ  ッ ジャス イ カ ジュラム
リン ウダ ウィ  ウェ ル ー リッ
ウェ ニ ー スィムズ イ キツ ン  スィング アン トゥ ルン ジョ
エン トゥ ザ フィーリン ウィ ジャス リン スーリッ
ウェン ザ イツ ッ ーダ  ン ザ ーズムス ッ チュ フォーリン ビイン
ジャス ジュ マウ ー ーメン  ウェン ニュ ッ キュフ イ リン ズィ イ イ イゼン ユ セイ  ン ユ 
 
 
〈A-1〉
イ ナ ンス  ザ ミューズィッス ッ ミ ーイ ネン  ッスィン ッ キャ スップ ウ ウィ ーヴ  イェ
ッツ ブイ カ プンズ  アン ーヴ ジャス イク ウァ ルデ  ネン ーリン イク ウァ ンスィン ーズ
ウィ ン ー トゥ ウォーリー  ズ ウェーン ウィ フォー ウィ ー ウ ル ーン
ン ー トゥ ーク ザ ーク  ジャス ウォーク ザ ウォーク トゥイ  ズ ウィー ン  パーッション ヌ ンス
 
 
ア ーウェイズ ムスィン ッツ スーンディン ン ザ ウェ
リ フュ ン リ フェイ ジァ  ユ ウ ジャス ウ ラ ブイク  
ジャス プ ザ イ ヴァイブ イェー  ズ ゼズ ー ッキン ック
ア ン  ン トゥー プーヴ  ウィ ン ッ ディス ン ック イェエエー
ザ ウェイ ズ ーヴァ  ザ ーイ ミズ ウ  ッツ ドゥ イッ ーイ
イェ ウィル ープ ーイン  エン スイ ッ パンティ ウィ スィ ザ ン イ イ イズ  ン ウィル 
 
 
〈A-2〉
イ ナ ンス  ザ ミューズィッス ッ ミ ーイ ネン  ッスィン ッ キャ スップ ウ ウィ ーヴ  イェ
ッツ ブイ カ プンズ  アン ーヴ ジャス イク ウァ ルデ  ネン ーリン イク ウァ ンスィン ーズ
ウィ ン ー トゥ ウォーリー  ズ ウェーン ウィ フォー ウィ ー ウ ル ーン
ン ー トゥ ーク ザ ーク  ジャス ウォーク ザ ウォーク トゥイ  ズ ウィー ン  パーッション ヌ ンス
 
 
〈B-1〉
ナナナナ  ナナナナ  ナナナナ  
 ウィ ン  パーッション ヌ ンス(↗)
ナナナナ  ナナナナ  ナナナナ  
 
ウェ ッ ッ ショー   ッ ウィー キャン プ ザ ファーイ アイヴ
ズ ッツ ッ ーヴァ  ティ リツ ーヴァ ー ッ ン ー ーイム  
 
 
〈A-3〉
イ ナ ンス  ザ ミューズィッス ッ ミ ーイ ネン  ッスィン ッ キャ スップ ウ ウィ ーヴ  イェ
ッツ ブイ カ プンズ  アン ーヴ ジャス イク ウァ ルデ  ネン ーリン イク ウァ ンスィン ーズ
ウィ ン ー トゥ ウォーリー  ズ ウェーン ウィ フォー ウィ ー ウ ル ーン
ン ー トゥ ーク ザ ーク  ジャス ウォーク ザ ウォーク トゥイ  ズ ウィー ン  パーッション ヌ ンス
 
 
〈B-2〉
ナナナナ  ナナナナ  ナナナナ  
 ウィ ン  パーッション ヌ ンス(↗)
 
〈B-3〉
ナナナナ  ナナナナ  ナナナナ  
 ウィ ン  パーッション ヌ ンス(↘)
 
〈B-4〉
ナナナナ  ナナナナ  ナナナナ  
 ウィ ン  パーッション ヌ ンス(↗)
 
〈B-5〉
ナナナナ  ナナナナ  ナナナナ  
 ウィ ン  パーッション ヌ ンス(↘)
 
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英語歌詞と日本語和訳・発音記号・パート分けと解説付き!

ここからはカタカナ歌詞に加え、英語歌詞日本語和訳発音記号パート分け・そして簡単な解説を追加したものを記載していきます。ですが実際の歌は発音記号どおりには歌っていません。脱落する文字(発音しなくなる文字を緑色にしておきました)や音が変わる文字(tがdやrの音になるなど)も存在します。ですが母音とアクセントに関してはできるだけ発音記号(基本的に米国発音です)どおりの発音を目指してみてください。正確な発音を身につけるための練習になりますから。
 
 

 
 
〈ジョングク〉
ッツ ザ ーラ ーン ン ウェ ニョ  ッ ジャス イ カ ジュラム
ɪts ðə θɔːt əv bíːɪŋ jʌŋ   wén jɚ hɑɚts dʒʌst lɑɪk ə dríːm
It’s the thought of being young   When your heart’s just like a drum
若い頃を思うと 心臓はまるでドラムのように 大きく脈打ち
※「th」の綴りは「θ」か「ð」の音になります。「θ」は舌を軽くかみ息を遮断しながら発音する「ス(無声歯摩擦音)」で、「ð」はそれを有声音化させた「ズ(有声歯摩擦音)」の音になります。歯茎と舌端の隙間で息の摩擦を起こす「s」「z」(歯茎摩擦音日本語のサ行とザ行)との違いに注意してください。
※「t」や「d」は母音に挟まれると「r」の音で発音されることがあります。「thought of 」は「t」が「r」の音に変わり、最後の「f」が脱落しています。「サーラ」に聞こえますが、発音記号に従うと「ソーラ」になります。
※「dr」で始まる単語は発音記号とは異なり「ジュ」と発音されることがあります。「drum」で「ジュラム」と発音しています。
 
 
リン ウダ ウィ  ウェ ル ー リッ
bíːtɪŋ lɑudɚ wɪð nóu wéɪ tu gɑɚd ɪt
Beating louder with no way to guard it
止める方法もなくいっそう大きく鳴り響く
※「Beating」「to」「guard」の「t」と「d」も母音に挟まれており「r」の音で発音されています。なお単語末の「g」はほとんど発音されません。
※「ɚ」はアメリカ発音でのみ使う発音記号で「ər(アル)」を表します。「ə」は半開きの口で舌をニュートラの位置に置いたまま発音する曖昧母音の「」。
※「louder」は「うるさい・大声で」の意味。
※「no way」は「方法がない・ありえない」などの意味。
 
 
〈RM〉
ウェ ニ ー スィムズ イ キツ ン  スィング アン トゥ ルン ジョ
wén ɪt ɔːl síːmz lɑɪk ɪts rɔːŋ   ʌst sɪŋ əlɔːŋ tu éltən dʒɑn
When it all seems like it’s wrong   Just sing along to Elton John
何もかもが ダメになったように思えたときは ただエルトン・ジョンの歌を一緒に歌う
※「エルトン・ジョン」は、セクシャルマイノリティであることを公表しており、この歌詞はLGBTに悩む人たちへの励ましのメッセージではないかと思われます。
※「Just」は脱落して聞こえません。
※「along to」は「一緒に」。
※「r」と「l」の違い。正式には「r」は「歯茎接近音」と言って舌先をどこにも触れさせずに歯茎に近づけて発音する音になりますが、「l」は「歯茎側面接近音」と言って舌先を上前歯の裏に当てその舌の両側から息を流して発音する音で、特に単語末では「ウ」に近い音になります。どちらも上の歯茎を舌先で一瞬弾く日本語の「ラ行」(歯茎はじき音)とは異なるので注意してください。
 
 
エン トゥ ザ フィーリン ウィ ジャス リン スーリッ
ənd tuː ðɑt fíːlɪŋ   wiːɚ dʒʌst getɪŋ stɑɚtɪd
And to that feeling,   we’re just getting started
その感じをそのまま 僕たちはこれからが始まるのさ
※発音記号の「ɪ」と「íː」の違い。どちらも口の開きの小さい「」の音ですが「ɪ」の方が口の開きの若干大きい「エに近いイ」の音になります。
※「getting」「started」の「t」も母音に挟まれており「r」の音で発音されています。
 
 
〈ジミン〉
ウェン ザ イツ ッ ーダ  ン ザ ーズムス ッ チュ フォーリン ビイン
wén ðə nɑɪts gét kóuldɚ   ænd ðə rɪðms gɑt ju fɔːlɪŋ bəhɑɪnd
When the nights get colder   And the rhythms got you falling behind
夜ますます寒くなり 君がリズムに後れてしまった時は
※「and」は丁寧に発音する強形では「ænd」の音で発音するが、普段の会話で使われる弱形になると「ənd」で発音されることが多いです。
※「rhythms」は「リズム・調子」のこと。
※「falling behind」で「遅れをとる」。
 
 
〈ジン〉
ジャス ジュ マウ ー ーメン  ウェン ニュ ッ キュフ イ リン ズィ イ イ イ  ン ユ 
ʌst dríːm əbɑut ðæt móumənt   wén ju lúk jɚsélf rɑɪt ɪn ði ɑɪ ɑɪ ɑɪ  ðén ju séɪ
Just dream about that moment   When you look yourself right in the eye, eye, eye  Then you say  
ただあの瞬間を思い描くんだ 君が自分自身をまっすぐに見つめる瞬間を そして叫ぶんだ
※「dream」も「dr」で始まるため「ジュリム」に近いです。
※「right」の「t」も「r」で発音されています。
※発音記号の「w」は口を一旦「u」のようにすぼめて戻しながら発音する「」のような音の子音になります。正式には「両唇軟口蓋(なんこうがい)接近音」と言って上下の唇・軟口蓋と後舌の2箇所を近づけ(狭めて)発音する音を表します。
※発音記号の「j」は正式には「硬口蓋(こうこうがい)接近音」と言って舌端を硬口蓋(口腔内上部の前側)に近づけて発音する子音を表し、日本語では「ヤ行」で使われている子音になります。なお「軟口蓋」というのは口腔内上部の奥を表し、「硬口蓋」というのは口腔内上部の前部を表します。
 
 
〈A-1・ジョングク〉
イ ナ ンス  ザ ミューズィッス ッ ミ ーイ ネン  ッスィン ッ キャ スップ ウ ウィ ーヴ  イェ
ɑɪ wɑnə dæns   ðə mjúːzɪks gɑt mi góuɪŋ éɪnt   nʌθɪŋ ðətn stɑp hɑú wi múːv   jéə
I wanna dance   The music’s got me going Ain’t   nothing that can stop how we move   Yeah
「踊りたい」って 音楽が僕を動かす 僕たちを止められものは何もない
※「wanna」は「want to」のことで「〜したい」の意味。
※「Ain’t」は「am not」の短縮形。
※発音記号の「z」は「ザ行」を表しますが、「zi(si)」の綴りは「ジ」ではなく「ズィ」の音。「music’s」は「ミューックス」ではなく「ミューズィックス」と発音しますが、「c(k)」が脱落して「ミューズィス」と発音しています。
※「that」は「あれ・あの」などの指示代名詞や指示形容詞の場合は「ðæt」の音で発音されますが、それ以外の場合(接続詞や関係代名詞)は「ðət」で発音されます。なお「th」は(gが脱落するため)「n」の後に続くと「n」の音で発音されることがあり、更に単語末の「t」が脱落するため、この「that」は「ナッ」と発音されています。
 
 
〈V〉
ッツ ブイ カ プンズ  アン ーヴ ジャス イク ウァ ルデ  ネン ーリン イク ウァ ンスィン ーズ
lèts bréɪk ɑɚ plænz   ənd lɪv dʒʌst lɑɪk wiːɚ góuldn   ənd róul ɪn lɑɪk wiːɚ dænsɪŋ fúːlz
Let’s break our plans   And live just like we’re golden   And roll in like we’re dancing fools
計画なんて壊して ただ輝きながら生きよう そしてみんなでダンスに酔いしれよう
※「we’re」は「ウァ」としか発音されていません。
※「roll in」は「転がり込む」などの意味。
※発音記号の「u,o,ɔ,ʌ,ɑ」は全て舌を口の奥に引いて発音する母音になります。国際音声記号(IPA)では口の縦の開きを7段階で評価していますが、「u(ウ)」が最も口の縦の開きが小さく、「o(オ)」は「u」よりもやや口の開きが大きくなり、「ɔ(オ)」「ʌ(ア)」は「o」よりもさらに口の開きが少し大きく、「ɑ(オに近いア)」が最も口の開きが大きくなります。また「u,o,ɔ」は唇を丸めて発音するのに対し、「ʌ,ɑ」は唇を丸めずに発音することになっています。詳しくは下のIPAの図をご覧になってみてください。
 
 
〈ジミン〉
ウィ ン ー トゥ ウォーリー  ズ ウェーン ウィ フォー ウィ ー ウ ル ーン
wíː dóunt níːd tu wɚːri   kɔːz wén wi fɔːl wi nóu hɑu tu lænd
We don’t need to worry   ‘Cause when we fall, we know how to land
心配する必要はない 僕たちは落ち時にどうやって着地すればいいかを知っているから
※「‘Cause」は「Because」のことで「〜だから」。
※「howの後のto」は「r」の音で発音されています。
※発音記号の「æ」は「アの口のまま舌を前に出してエ」と発音する感じ。「ア」と「エ」の中間のような音です。「land」や「Dance」の発音は「ンドゥ」や「ンス」に近くなります。
 
 
〈RM〉
ン ー トゥ ーク ザ ーク  ジャス ウォーク ザ ウォーク トゥイ  〈ジン〉ズ ウィー ン  パーッション ヌ ンス
dóunt níːd tu tɔːk ðə tɔːk   dʒʌst wɔːk ðə wɔːk tunɑɪt   kɔːz wíː don’t níːd pɚmɪʃən tu dæns
Don’t need to talk the talk   Just walk the walk tonight   ‘Cause we don’t need Permission to Dance
言葉はいらない 今夜は言ったことを実行する(ダンスを楽しむ)だけさ 僕たちが踊るのに 許可はいらないのだから
※「talk the talk」は「きちんと話す・言うべきことを言う」などの意味。
※「walk the walk 」は「有言実行する・散歩をする」などの意味。
※「Permission」は「許可」。この最後の「n」が次の「to」とつながり「ヌ」と発音されています。
 

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〈J-HOPE〉
ア ーウェイズ ムスィン ッツ スーンディン ン ザ ウェ
θeɚz ɔːlweɪz sʌmθɪŋ ðətz stændɪŋ ɪn ðə wéɪ
There’s always something that’s standing in the way
いつも僕らの道を邪魔する何かがある
 
 
リ フュ ン リ フェイ ジァ  ユ ウ ジャス ウ ラ ブイク  
bʌt ɪf ju dóunt lét ɪt féɪz jə   juːl nóu dʒʌst hɑu tə bréɪk
But if you don’t let it faze ya   You’ll know just how to break
だけど君が動揺しなければ どう乗り越えるべきか君にもわかるようになるよ
※「faze」は「心を騒がせる・困らせる」などの意味。
※「ya」は「you」を表す。
※「to」は丁寧に言う時の強形では「túː」ですが、普段の会話で使う弱形では「tu,tə(タ)」で発音されます。
※「But」「let」「to」の「t」は母音に挟まれており「r」の音で発音されています。
 
 
〈SUGA〉
ジャス プ ザ イ ヴァイブ イェー  ズ ゼズ ー ッキン ック
ʌst kíːp ðə rɑɪt vɑɪb jéɚ   kɔːz ðeɚz nóu lúkɪŋ bæk
Just keep the right vibe,yeah   ‘Cause there’s no looking back
ただいい雰囲気をそのままに 振り返る必要はないのだから
※「vibe」は「感じ・雰囲気」などの意味。
※「look back」は「振り返る」などの意味。
 
 
ア ン  ン トゥー プーヴ  ウィ ン ッ ディス ン ック イェエエー
θéɚ éɪnt nóu wʌn túː prúːv   wíː dóunt gɑt ðɪs ɔːn lɑk   jéɚ
There ain’t no one to prove   We don’t got this on lock   Yeah
わかってもらう必要もない 僕たちはコントロールできないのだから
※「prove」は「証明する・試す・わかる」などの意味。
 
 
〈V〉
ザ ウェイ ズ ーヴァ  ザ ーイ ミズ ウ  ッツ ドゥ イッ ーイ
ðə wéɪt ɪz óuvɚ   ðə tɑɪm ɪz nɑu sóu lèts dú ɪt rɑɪt
The wait is over   The time is now so let’s do it right
もう待たなくていい 今がそのときだからその通り楽しもうよ
※「wait」の「t」も「r」の音で発音されています。
※「right」には「正しく・適当に・すぐに・ちょうど」など多くの意味がある。
 
 
〈ジョングク〉
イェ ウィル ープ ーイン  エン スイ ッ パンティ ウィ スィ ザ ン イ イ イズ  ン ウィル 
jéɚ wíːl kíːp góuɪŋ   ænd stéɪ ʌp əntɪl wi síː ðə sʌnrɑɪ ɑɪ ɑɪz  ænd wiːl séɪ
Yeah, we’ll keep going   And stay up until we see the sunriiise  And we’ll say
僕たちは進み続ける そして日の出を見るまで起きているんだ そして僕たちは叫ぶんだ
※「l」は舌先を上前歯の裏に当てたまま発音するため単語末では「ウ」に近く聞こえますが、「until」の「l」は脱落しています。
※「stay up」は「起きている」の意味。
 
 
〈A-2・V〉
イ ナ ンス  ザ ミューズィッス ッ ミ ーイ ネン  ッスィン ッ キャ スップ ウ ウィ ーヴ  イェ
ɑɪ wɑnə dæns   ðə mjúːzɪks gɑt mi góuɪŋ éɪnt   nʌθɪŋ ðətn stɑp hɑú wi múːv   jéə
I wanna dance   The music’s got me going Ain’t   nothing that can stop how we move   Yeah
「踊りたい」って 音楽が僕を動かす 僕たちを止められものは何もない
 
 
〈ジン〉
ッツ ブイ カ プンズ  アン ーヴ ジャス イク ウァ ルデ  ネン ーリン イク ウァ ンスィン ーズ
lèts bréɪk ɑɚ plænz   ənd lɪv dʒʌst lɑɪk wiːɚ góuldn   ənd róul ɪn lɑɪk wiːɚ dænsɪŋ fúːlz
Let’s break our plans   And live just like we’re golden   And roll in like we’re dancing fools
計画なんて壊して ただ輝きながら生きよう そしてみんなでダンスに酔いしれよう
 
 
〈ジョングク〉
ウィ ン ー トゥ ウォーリー  ズ ウェーン ウィ フォー ウィ ー ウ ル ーン
wíː dóunt níːd tu wɚːri   kɔːz wén wi fɔːl wi nóu hɑu tu lænd
We don’t need to worry   ‘Cause when we fall, we know how to land
心配する必要はない 僕たちは落ち時にどうやって着地すればいいかを知っているから
 
 
〈J-HOPE〉
ン ー トゥ ーク ザ ーク  ジャス ウォーク ザ ウォーク トゥイ  〈ジミン〉ズ ウィー ン  パーッション ヌ ンス
dóunt níːd tu tɔːk ðə tɔːk   dʒʌst wɔːk ðə wɔːk tunɑɪt   kɔːz wíː don’t níːd pɚmɪʃən tu dæns
Don’t need to talk the talk   Just walk the walk tonight   ‘Cause we don’t need Permission to Dance
言葉はいらない 今夜は言ったことを実行する(ダンスを楽しむ)だけさ 僕たちが踊るのに許可はいらないのだから
 
 
〈B-1・ジン〉
ナナナナ  ナナナナ  ナナナナ  
dɑ nɑnɑ nɑnɑnɑ nɑ   dɑ nɑnɑ nɑnɑnɑ nɑ   dɑ nɑnɑ nɑnɑnɑ nɑ 
Da-na-na-na-na,na-na   Da-na-na-na-na,na-na   Da-na-na-na-na,na-na 
 
 
〈ジョングク〉
 ウィ ン  パーッション ヌ ンス(↗)
nóu wíː dóunt níːd pɚmɪʃən tu dæns
No,we don’t need Permission to Dance
そうさ僕たちが踊るのに許可なんていらない
 
 
〈ジン〉
ナナナナ  ナナナナ  ナナナナ  
dɑ nɑnɑ nɑnɑnɑ nɑ   dɑ nɑnɑ nɑnɑnɑ nɑ   dɑ nɑnɑ nɑnɑnɑ nɑ 
Da-na-na-na-na,na-na   Da-na-na-na-na,na-na   Da-na-na-na-na,na-na 
 
 
〈ジミン〉
ウェ ッ ッ ショー   ッ ウィー キャン プ ザ ファーイ アイヴ
wél lét míː ʃóu jə   ðət wíː kæn kíːp ðə fɑɪɚ əlɑɪv
Well,let me show ya   That we can keep the fire alive
さぁ僕が君に見せてあげる 僕たちがその火を燃やし続けられることを
※「let me show ya(you)」は「butter」でも使われているいる歌詞で、MVではSUGAのピアノにも刻まれています。
 
 
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〈V〉
ズ ッツ ッ ーヴァ  ティ リツ ーヴァ ー ッ ン ー ーイム  
kɔːz ɪts nɑt óuvɚ   tɪl ɪts óuvɚ séɪ ɪt wʌn mɔɚ tɑɪm   séɪ
‘Cause it’s not over   Till it’s over, say it one more time   say
まだ終わっていないのだから 終わるまでにもう一度叫ぶんだ 叫ぼう!
※MVの空に飛んでいく紫の風船とマスクを外す描写はコロナの収束を表しているそうです。
 
 
〈A-3・ジョングク〉
イ ナ ンス  ザ ミューズィッス ッ ミ ーイ ネン  ッスィン ッ キャ スップ ウ ウィ ーヴ  イェ
ɑɪ wɑnə dæns   ðə mjúːzɪks gɑt mi góuɪŋ éɪnt   nʌθɪŋ ðətn stɑp hɑú wi múːv   jéə
I wanna dance   The music’s got me going Ain’t   nothing that can stop how we move   Yeah
「踊りたい」って 音楽が僕を動かす 僕たちを止められものは何もない
 
 
〈ジミン〉
ッツ ブイ カ プンズ  アン ーヴ ジャス イク ウァ ルデ  ネン ーリン イク ウァ ンスィン ーズ
lèts bréɪk ɑɚ plænz   ənd lɪv dʒʌst lɑɪk wiːɚ góuldn   ənd róul ɪn lɑɪk wiːɚ dænsɪŋ fúːlz
Let’s break our plans   And live just like we’re golden   And roll in like we’re dancing fools
計画なんて壊して ただ輝きながら生きよう そしてみんなでダンスに酔いしれよう
 
 
〈ジン〉
ウィ ン ー トゥ ウォーリー  ズ ウェーン ウィ フォー ウィ ー ウ ル ーン
wíː dóunt níːd tu wɚːri   kɔːz wén wi fɔːl wi nóu hɑu tu lænd
We don’t need to worry   ‘Cause when we fall, we know how to land
心配する必要はない 僕たちは落ち時にどうやって着地すればいいかを知っているから
 
 
〈SUGA〉
ン ー トゥ ーク ザ ーク  ジャス ウォーク ザ ウォーク トゥイ  〈V〉ズ ウィー ン  パーッション ヌ ンス
don’t níːd tu tɔːk ðə tɔːk   dʒʌst wɔːk ðə wɔːk tunɑɪt   kɔːz wíː don’t níːd pɚmɪʃən tu dæns
Don’t need to talk the talk   Just walk the walk tonight   ‘Cause we don’t need Permission to Dance
言葉はいらない 今夜は言ったことを実行する(ダンスを楽しむ)だけさ 僕たちが踊るのに許可はいらないのだから
 
 
〈B-2・ジン〉
ナナナナ  ナナナナ  ナナナナ  
dɑ nɑnɑ nɑnɑnɑ nɑ   dɑ nɑnɑ nɑnɑnɑ nɑ   dɑ nɑnɑ nɑnɑnɑ nɑ 
Da-na-na-na-na,na-na   Da-na-na-na-na,na-na   Da-na-na-na-na,na-na 
※MVでは手話を取り入れた振り付けを行っており、(聴覚)障害者達を勇気づける狙いがあると考えられます。
※親指を立てたまま体をかくような仕草は「楽しい」を意味する手話になるそうです。
 
 
〈ジョングク〉
 ウィ ン  パーッション ヌ ンス(↗)
nóu wíː dóunt níːd pɚmɪʃən tu dæns
No,we don’t need Permission to Dance
そうさ僕たちが踊るのに許可なんていらない
 
 
〈B-3・ジン〉
ナナナナ  ナナナナ  ナナナナ  
dɑ nɑnɑ nɑnɑnɑ nɑ   dɑ nɑnɑ nɑnɑnɑ nɑ   dɑ nɑnɑ nɑnɑnɑ nɑ 
Da-na-na-na-na,na-na   Da-na-na-na-na,na-na   Da-na-na-na-na,na-na 
※手のひらの上で二本指を動かす仕草は「踊る」を意味する手話になるそうです。
 
 
〈ジミン〉
 ウィ ン  パーッション ヌ ンス(↘)
nóu wíː dóunt níːd pɚmɪʃən tu dæns
No,we don’t need Permission to Dance
そうさ僕たちが踊るのに許可なんていらない
 
 
〈B-4・ジン〉
ナナナナ  ナナナナ  ナナナナ  
dɑ nɑnɑ nɑnɑnɑ nɑ   dɑ nɑnɑ nɑnɑnɑ nɑ   dɑ nɑnɑ nɑnɑnɑ nɑ 
Da-na-na-na-na,na-na   Da-na-na-na-na,na-na   Da-na-na-na-na,na-na 
※両手で V サインをする仕草は「平和」を意味する手話になるそうです。
 
 
〈ジョングク〉
 ウィ ン  パーッション ヌ ンス(↗)
nóu wíː dóunt níːd pɚmɪʃən tu dæns
No,we don’t need Permission to Dance
そうさ僕たちが踊るのに許可なんていらない
 
 
〈B-5・ジン〉
ナナナナ  ナナナナ  ナナナナ  
dɑ nɑnɑ nɑnɑnɑ nɑ   dɑ nɑnɑ nɑnɑnɑ nɑ   dɑ nɑnɑ nɑnɑnɑ nɑ 
Da-na-na-na-na,na-na   Da-na-na-na-na,na-na   Da-na-na-na-na,na-na 
 
 
〈V〉
 ウィ ン  パーッション ヌ ンス(→)
nóu wíː dóunt níːd pɚmɪʃən tu dæns
No,we don’t need Permission to Dance
そうさ僕たちが踊るのに許可なんていらない
 
 
 
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母音の発音記号ちょっと解説!

基本的に外国語は母音をきちんと発音できないと元の言語のクセがいつまでも残ってしまうのですが、日本の学校では英語の発音についてきちんと教えてくれません。ここでは国際音声記号(IPA)の図を使って英語の母音の発音(記号)を視覚化しておきますので、実際に発音する際に参考にしてみてください。
 
 
こちらはIPAチャートから英語で使用する母音の発音記号を抽出したものになります。少し図の説明をさせてください。
 
IPAでは母音の発音を①舌の位置と②口の開きの大きさ、③唇の形の3つの要素に分解して図式化しています。まず左右の軸は①舌の位置を表します。図の左に行くほど舌の位置(正確には舌の最も盛り上がった位置)が前であることを表し右に行くほど舌の位置が奥であることを表します。また図の上下は②口の縦の開きの大きさ(IPAでは口の縦の開きを7段階で評価)を表し、上に行くほど口の縦の開きが狭く(舌を上部に置き口を閉じる)下に行くほど口の開きが大きい(顎を下げ舌を下部に押し付ける)ことを表します。そして本来1点につき2つの記号があるのですが、これが③唇の形を表します。右側が唇を丸めて発音する「円唇母音(えんしんぼいん)」を表し、左側が唇を丸めずに発音する「非円唇母音」を表します。音声学では唇の形が丸いか丸くないかの2択で区別することになっています。
 
例えば図の右側の発音記号「u,o,ɔ,ʌ,ɑ」は全て舌を奥に引いた状態で発音することを表しますが、「u」が口の縦の開きが一番小さく「ɑ」が口の開きが一番大きくなります。また「u,o,ɔ」は唇を丸める「円唇母音」であるのに対し、「ʌ,ɑ」は唇を丸めない「非円唇母音」であることも表しています。
 
逆に図の左側舌を前に出して発音することを表しますが、「i」と「ɪ」は口の開きと舌の位置が若干異なりますので注意してください。「ɪ」の方が若干口の開きが大きい「エに近いイ」になります。「æ」は「アの口のまま舌を前に出してエ」と発音する感じです。そして「ə」は半開きの口で舌を真ん中のあたりに置いて発音する「」。ちょうど真ん中あたりなので脱力した曖昧母音とも言われます。
 
母音を正確に発音できなければいつまでたってもカタカナ英語のままです。逆にこれらを正確に発音できるようになれば、歌だけでなく英語の発音が全般的に向上しますので、それぞれの口の形をきちんと把握した上で練習してみてください。全ての母音を意識するのが難しい場合は、まずは「æ」「ə」「ɑ」あたりから意識してみるといいと思います。これだけでも英語らしくなりますから。
 
 
なお日本語の「ア,イ,ウ,エ,オ」の発音記号は「a,i,ɯ,e,o」とされていますが、実際の日本語の「ア」はもっと後舌ぎみで、「エ,オ」はやや口の開きの大きい「ɛ,ɔ」より、「ウ」は非円唇(唇が丸くない)とされており、英語の「u」のようには唇をすぼめずに発音する音とされています。日本語の「ア,イ,ウ,エ,オ」を図に入れてみると、だいたいこんな感じになるみたいです。実際に発音する際の目安にしてみてください。
 
 
子音も含めた英語の発音についてはこちらのページにまとめてあります。極めたい方は覗いてみてください。
 
 
それではお元気で。
 
 
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