Time to Say Goodbye を歌ってみよう![カタカナ歌詞付き]

メロディが美しいので思わず口ずさんでしまうが、最初のフレーズしか出てこない…

 

その代表格が「タイムトゥセイグッバイ」ではないでしょうか。

 

それもそのはずです。

 

この後全く別の言語の歌詞になってしまうのですから。

 

でも大丈夫!この「time to say goodbye」にカタカナ歌詞を付けておきました!

 

せっかくですから練習してフルで歌えるようにしてみてください!
 
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Time to Say Goodbye の特徴

この曲を歌うにあたって、あらかじめ知っておきたいことがいくつかあります。

① 原曲は全てイタリア語

オリジナルは「サラ・ブライトマンさん(イギリス人)」ではなく「アンドレア・ボチェッリさん(イタリア人)」です。従って原曲は全てイタリア語です。

② 「別れの曲」ではなく「旅立ちの曲」

実は95年に発売された原曲(イタリア語)のタイトルはCon Te Partirò(コンテパルティロー)」であり、日本語に訳すと「 君と共に旅立とう」。 そして96年にブライトマンさんがボチェッリさんにデュエットを申し込むのですが、 このときタイトルと歌詞の一部だけを「time to say goodbye」に変更したそうです。「Time to Say Goodbye(さよならを言うとき)」 というタイトルからお別れの曲だと思っている人が結構いるのですが、 愛する人とのお別れではなく、 あくまで「共に旅立とう」という内容の曲です。「愛する人と共に旅立つから今いる場所とさようなら」という意味合いだったのですね。

③ アンドレア・ボチェッリさんは失明して目が見えない

ボチェッリさん(1958年生まれ)は先天性の緑内障と少年時代の事故により12歳で失明をします。 その障害を乗り越え法学博士号を取得し弁護士となりますが、94年に小さい頃からの夢だった歌手へ転身しました。このTime to Say Goodbye (原曲Con Te Partirò)は、「あなたが出会ったその光を私の中に閉じ込める」 「もう(海が)存在しない(見えない)ことを知っている」 など、 目が見えないことを暗示するとも思えるような内容の歌詞も登場します。 本当のところ何を意図してるのかよく分かりませんが、そんなことを意識してみるのも面白いと思います。

④ イタリア語の発音はほぼローマ字読み

イタリア語の母音字は「i,e,a,o,u」の5つです。正確には口の開きの小さい「eエ(e)」と「oオ(o)」、口の開きの大きい「èエ(ɛ)」と「òオ(ɔ)」が存在するため母音の数は7つですが、これらはあまり厳密には区別されておらず、大きく「iイ,eエ,aア,oオ,uウ」の5つに集約されているそうです。つまり 日本の「アイウエオ」ほぼ同じです。それから 例えば英語のアルファベット「a」は「æ」と発音することもあれば「eɪ」「ə」「ɪ」と発音することもあり必ずこの音で発音するというルールはないのですが、イタリア語の「a」は「ア」としか発音しません。他の母音も同じです。ですのでほぼローマ字読みでOKです
 
子音についても「h」を発音しないなど一部特殊なルールはありますが、基本的にはローマ字読みです。要するにイタリア語というのは日本人が発音しやすい言語なのです
 
こちらのページにイタリア語のアルファベットと母音子音の発音・アクセントのルールについてまとめてあります。正確に発音したい方はご覧になってみてください。
 
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歌詞と意味

一部独自の解釈をしています。

作詞:ルーチョ・クアラントット
作曲:フランチェスコ・サルトーリ
 
ブライトマン:
Quando sono sola
sogno all’orizzonte
e mancan le parole,
si lo so che non c’è luce
in una stanza quando manca il sole,
se non ci sei tu con me, con me.
Su le finestre
mostra a tutti il mio cuore
che hai accesso,
chiudi dentro me
la luce che
hai incontrato per strada.
私が一人の時
水平線を夢見て
言葉を失う
君が私と一緒にいないと
太陽(君)のない部屋の中は
光がないとわかっている
窓から
君が勝ち取った
私の心が広がっていく
私の中に閉じる
君が通りで出会ったその光を
Quando:時  sono: 一人称の「(私は)~です」(be動詞のam)  ※ イタリア語は人称によって動詞が変化するため通常人称代名詞「io(私)」「tu(君)」が省略される
sola:1人 sogno:夢  orizzonte:水平線
mancan:失う  le:定冠詞(英語のthe)女性複数 parole:言葉
lo so:知っている  che:関係代名詞(名詞と説明する節を結びつけるもの,~こと) non:ない  c’è:ある  luce:光
una:不定冠詞(英語のa)女性 stanza:部屋   manca:欠けている,ない  il:定冠詞男性単数 sole:太陽
se:もし~なら  ci:そこ  sei:二人称の「(君は)~です」(be動詞のare)  tu:君  con:と共に(英語のwith)  me:私に
finestre:窓 mostra:見せる   tutti:すべて  mio:私の  cuore:心
hai: 二人称の「(君が)持つ」 (英語のhave)※「tu(君)」が省略されている 
accesso:アクセス chiudi:閉じる  dentro:中
incontrato:会った  per:で  strada:通り

 

Time to say goodbye.
Paesi che non ho mai
veduto e vissuto con te,
adesso si li vivrò.
Con te partirò
su navi per mari
che, io lo so,
no, no, non esistono più,
it’s time to say goodbye.
お別れの時です
私が決して見たことがない
君と訪れたことがない国々
今君と旅立とう
船に乗って海を越えて
私は知っている
もうその海が存在しないことを
お別れの時です
Paesi:国々 ho: 一人称の「(私が)持つ」 (英語のhave) mai:決して veduto:見る e:と(接続詞and) vissuto:過ごす con:と(共に) te:君に(と)
adesso:今 partirò:出発する
su:で,乗る  navi:船  per:へ  mari:海
che:関係代名詞 lo so:知っている esistono:存在する più:もう
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ボチェッリ:
Quando sei lontana
sogno all’orizzonte
e mancan le parole,
e io si lo so
che sei con me con me,
tu mia luna tu sei qui con me,
mio sole tu sei qui, con me,
con me, con me, con me.
君が遠い時
水平線を夢見て
言葉を失う
私は知っている
君が私と一緒にいることを
君は私の月 君は私と一緒にここにいる
私の太陽 君は私と一緒にここにいる
私と…私と…私と…
lontana:遠い con me:私と(共に)
mia:私の  luna:月  qui:ここに

 

Time to say goodbye.
Paesi che non ho mai
veduto e vissuto con te,
adesso sì li vivrò.
Con te partirò
su navi per mari
che, io lo so,
no, no, non esistono più,
お別れの時です
私が決して見たことがない
君と訪れたことがない国
今君と旅立とう
船に乗って海を越えて
私は知っている
もう海が存在しない(見えない)ことを
※「è」「ò」「ù」(右下がり)はアクセント記号。イタリア語においてはアクセント(長く発音)の位置を表し、「è」「ò」は口を開けて「ɛ」,「ɔ」と発音する。(「e」「é」 「o」「ó」は閉口し「e」,「o」と発音)

 

2人で:
con te io li rivivrò.
Con te partirò
su navi per mari
che, io lo so,
no, no, non esistono più,
con te io li rivivrò.
Con te partirò.
Io con te
私と君で(海を)甦らせよう
君と旅立とう
船に乗って海を越えて
私は知っている
もうその海が存在しない(見えない)ことを
私と君で(その海を)甦らせよう
君と旅立とう
君と…
rivivrò: よみがえる
※一部自信ありません、違ったごめんね。

ブライトマン先生と歌ってみよう!

カタカナの読み仮名を載せましたので、試しに動画に合わせて歌ってみてください。単語ごとではなく楽譜を元に音符ごとに区切っています。それからうまく歌うためにはある程度歌詞を暗記する必要があると思ってください。
 
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ブライトマン:
 
Quan・do・so・no・so・la・so・gno al・l’o・riz・zon・te e・man・can・le・pa・ro・le,
クァン・ド・ソ・ノ・ソ・ラ・ソ・ニョア・ロ・リ・ゾン・テ・マン・カン・レ・パ・ロー・レー
 
si・lo・so・che・non・c’è・lu・ce in・u・na・stan・za・quan・do・man・ca il・so・le,
スィ・ロ・ソ・ケ・ノン・チェ・ル・チェイン・ウ・ナ・スタン・ザ・クァン・ド・マン・カイル・ソー・レー
 
se・non・ci・sei・tu・con・me,・con・me.・Su・le・fi・ne・stre
セー・ノン・チ・セイ・トゥー・コン・メー・コン・メー・スー・レ・フィ・ネ・ストレ・
 
mo・stra a・tut・ti il・mio・cuo・re・che・hai・ac・ce・sso,
モ・ストラ・トゥト・イル・ミオ・クオ・レ・ケ・アイ・ア・チェ・ソ
 
chiu・di・den・tro・me・la・lu・ce・che・hai in・con・tra・to・per・stra・da.
キュー・ディ・デン・トロ・メー・ラ・ル・チェ・ケー・アイン・コン・トラ・ト・ペル・ストラ・ダー

 

Time・to・say・good・bye.・・Pa・e・si・che・non・ho・mai・ve・du・to e・vis・su・to・con・te,
タイム・トゥー・セイ・グッ・バーイ・・パ・エ・ズィー・ケ・ノ・ノ・マーイ・ヴェー・ドゥ・トエ・ヴィ・ス・ト・コン・テー
 
a・des・so・si・li・vi・vrò.・Con・te・par・ti・rò・su・na・vi・per・ma・ri
ア・デッ・ソ・スィ・リ・ヴィ・ヴロ・コン・テー・パル・ティ・ロー・ス・ナ・ヴィ・ペル・マ・リ
 
che,・io・lo・so,・no,・no,・non・e・si・sto・no・più,・・it’s・time・to・say・good・bye.
ケ・イオ・ロ・ソー・ノ・ノ・ノン・エ・ズィ・スト・ノ・ピウー・・イッツ・タイム・トゥー・セイ・グッ・バーイ

 

ボチェッリ:
Quan・do・sei・lon・ta・na・so・gno al・l’o・riz・zon・te e・man・can・le・pa・ro・le,
クァン・ド・セイ・ロン・タ・ナ・ソ・ニョア・ロ・リ・ゾン・テ・マン・カン・レ・パ・ロー・レー
 
e・io・si・lo・so・che・sei・con・me・con・me,・tu・mia・lu・na・tu・sei・qui・con・me,
エ・イオ・スィ・ロ・ソ・ケ・セイ・コン・メー・コン・メー・トゥ・ミア・ル・ナ・トゥ・セイ・クイ・コン・メー
 
mi・o・so・le・tu・sei・qui,・con・me,・con・me,・con・me,・con・me.

ミ・オ・ソ・レ・トゥ・セイ・クイ・コン・メー・コン・メー・コン・メー・コン・メー

 

Time・to・say・good・bye.・・Pa・e・si・che・non・ho・mai・ve・du・to e・vis・su・to・con・te,
タイム・トゥー・セイ・グッ・バーイ・・パ・エ・ズィー・ケ・ノ・ノ・マーイ・ヴェー・ドゥ・トエ・ヴィ・ス・ト・コン・テー
 
a・des・so・si・li・vi・vrò.・Con・te・par・ti・rò・su・na・vi・per・ma・ri
ア・デッ・ソ・スィ・リ・ヴィ・ヴロ・コン・テー・パル・ティ・ロー・ス・ナ・ヴィ・ペル・マ・リ
 
che,・io・lo・so,・no,・no,・non・e・si・sto・no・più,
ケ・イオ・ロ・ソー・ノ・ノ・ノン・エ・ズィ・スト・ノ・ピウー
 

 

2人で:
con・te・io・li・ri・vi・vrò.・Con・te・par・ti・rò・su・na・vi・per・m・ari
コン・テ・イオ・リ・リ・ヴィ・ヴロ・コン・テー・パル・ティ・ロー・ス・ナ・ヴィ・ペル・マ・リ
 
che,・io・lo・so,・no,・no,・non・e・si・sto・no・più,
ケ・イオ・ロ・ソー・ノ・ノ・ノン・エ・ズィ・スト・ノ・ピウー
 
con・te・io・li・ri・vi・vrò.・Con・te・par・ti・rò
コン・テ・イオ・リ・リ・ヴィ・ヴロ・コン・テー・パル・ティ・ロー
 
Io・con・te
イオー・コーン・テーーー
 
 
 
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