Amazon・楽天のコンビニ受け取りサービスってどんなものまで送ってくれるの?いろいろ買って試してみた!

Amazonや楽天で購入した商品を、自宅ではなくコンビニに配送してもらうというサービスをご存知ですか?

一人暮らしのため日中留守で受け取れない人や、事情があって家族にバレないように商品を購入したい人などがよく利用するそうなのですが、僕も最近その存在を知っていくつか試してみました。

するとどうやら、コンビニ受け取りが可能なケースとそうでないケースがあるようです。

どんなものならコンビニ受け取りが可能なのか、少し調べてみましたので、興味のある方は読んでみてください。

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コンビニ受け取りのやり方!

まず先にコンビニ受け取りのやり方を、アマゾンと楽天の場合で簡単に説明しておきますね。

Amazonであれば、商品をかごに入れて購入手続きを進めていく過程で、自分の住所に届けるか、近くの受け取りスポット(コンビニ)で受け取るかを選択できるようになっています。その際近隣の複数のコンビニから受け取り先を選ぶことができます。

楽天の場合は、商品をかごに入れて最後の注文を確定させる画面において、「配送方法」の項目の「変更」をクリックすることで、コンビニ受け取りが可能なのであれば「コンビニ受け取り」を選択することができます。

 

コンビニ受け取りサービスの対象となるのはどんな商品?

コンビニへ配送してくれるのは、アマゾンでは「Amazonが直接販売しているものかフルフィルメント(受注から販売までの一連のプロセスのこと)を行っているもの」ということになっています。要するに Amazon が販売の管理をしているものということになるようです。

それから大きすぎるものと重すぎるものもダメみたいです。佐川急便がECサイト向けに提示しているコンビニ受け取りサービスの荷物の条件は「荷物の3辺の合計が100センチ以内で10 kg 以内」となっていました。

確かにコンビニ側としても、あまりにも巨大なものを送られたら営業の邪魔ですよね。

要するにざっくり言うと、「EC サイト側が販売を管理するものであってある基準以下の小さいもの」がコンビニ受け取りサービスの対象となっているようです。

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実際にコンビニ受け取りサービスが可能な商品を購入してみた!

楽天やAmazonで、実際にコンビニ受け取りサービスが可能な商品をいくつか探して購入してみたのですが、意外な結果になりました。ご紹介しますね。

 

出荷元がアマゾンになっている新品の本であれば、アマゾンが販売を管理しているためコンビニ受け取り可能でしたが、中古の本は基本的に出荷元が古本屋さんのため自宅配送のみのようです。中古本はAmazonの注文画面ではこのように表示されます。
「Amazon.co.jp が販売またはフルフィルメントを行っているものではないため、集荷場所に配送できません。」

 

自転車

基本的に自宅配送のみで、コンビニへの配送は受け付けていません。自転車は折りたたみ式の軽いものでも通常15 kg 以上するため、たぶん重量オーバーとサイズオーバー。Amazonでは次のように表示されました。
「Amazon .co.jp が販売またはフルフィルメントを行っているものではないため、集荷場所に配送できません。」
または
「カート内のアイテムが重すぎるため、集荷場所に配送できません。」

ですが楽天で超軽量(6.7 kg)の折りたたみミニ自転車を発見してカゴに入れてみたところ、コンビニ受け取りが可能でした(実際に購入しました↑)。軽量でミニサイズと言っても本体の大きさは折りたたんでも71 CM×46 CM×26 CMで、三片の合計は143 CM。梱包時はもっと大きかったはずです。明らかに合計100CM超えていたにも関わらず送ってくれました(販売元・clever 配送・佐川急便)。コンビニの店員さんもその大きさに驚いていましたけど…。

ちなみにこの超軽量自転車の類似商品をアマゾンで購入しようとすると上と同じコメントが出てコンビニ配送を受け付けてくれませんでした。つまりこの商品は、楽天のこの店舗のみがコンビニ受け取りサービスを受け付けていたようです。

 

プリンタ

プリンタについては割と多くの商品を楽天とAmazonで探してみたのですが、コンビニ受け取りが可能なプリンタは一つも発見できませんでした。ちなみにAmazonではこのように記載されます。
「カート内のアイテムが大きすぎるため、集荷場所に配送できません。」

仕方ないのでアマゾンでキャノンの小型のプリンタを自宅配送(佐川急便)で購入してみました。そして実際に梱包した箱のサイズを測ってみたところ、50CM×41CM×22CMで合計113 CM。確かに100CMをわずかに超えています。ちなみに重さは本体のみで約2.5 kg。梱包した状態でもおそらく5 kg 以下。

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プロテイン

プロテインはいつもは英国のマイプロテインで購入しているのですが、コンビニ受け取りが可能なのか試してみたかったので楽天とAmazonで探してみました。すると面白いことに楽天とAmazonで大きく対応が別れました。

まずニチガという会社のプロテインをニチガ楽天市場店で購入しようとするとコンビニ受け取りを全く受け付けてくれないのですが、同じ商品をAmazon(出荷元 Amazon・販売元ニチガ)で購入しようとするとコンビニ受け取りがOKになっています。

次にエクスプロージョンという会社のプロテイン3 kgを比較してみました。すると楽天のエクスプロージョン公式オンラインショップではコンビニでの受け取りは全く受け付けなかったのですが、Amazonのエクスプロージョン公式オンラインストア(出荷元 Amazon)ではプレーン(味付けなし)のみコンビニでの受け取りが可能でした。しかしなぜか同じ3 kg のプロテインでも味付きのプロテインは次のように表示されコンビニ受け取り不可でした。
「カート内のアイテムが大きすぎるため、集荷場所に配送できません。」

実際にこのプロテインをAmazonで購入して、コンビニで受け取って梱包箱のサイズを測ってみました。すると48CM×35CM×15CMで合計98CM。確かにギリギリ100CM以内でかつ10Kg以内。
しかし他の3 kgプロテインも梱包サイズは基本同じだと思うのですが…。なぜこの味(プレーン)だけがコンビニ受け取り可能だったのでしょうか???体積が若干異なるのかな?

もう一つ、バルクスという会社のプロテインを比較してみたのですが、やはりコンビニ受け取りに対応しているのはAmazonだけでした。

なぜプロテインは 、Amazonのみコンビニ受け取りOKで楽天はダメなのか、理由はわかりませんでした。

 

ダンベル30 kg×2

試しにアマゾンでダンベル30 kg ×2(60 kg)をカートに入れてみたところ、販売元によって次のようにコメントが別れました(購入はしていません)。

メーカーリーディングエッジ 出荷元・販売元ヨカビト
「Amazon .co.jp が販売またはフルフィルメントを行っているものではないため、集荷場所に配送できません。」

メーカーアイロテック 出荷元・販売元スポーツカンパニー
「カート内のアイテムが重すぎるため、集荷場所に配送できません。」

どちらも出荷元・販売元共にAmazonではないのですが、コンビニ受け取りできない理由がなぜか異なります。どちらの理由も間違ってはいないようですが…。

いずれにせよAmazonが販売の管理をするものであって、かつある程度小さい(軽い)ものであることが、コンビニ受け取り商品が条件みたいですね。

 

海外のECサイト

海外のECサイトについても、コンビニ受け取りが可能なのか少しだけ調べてみました。

アイハーブ
中身はサプリメントなど。注文を決定する過程でコンビニ配送の選択肢はありませんでした。

マイプロテイン
中身はプロテインやサプリメントなど。こちらも注文を決定する過程でコンビニ配送の選択肢はありませんでした。

たいしてよく調べていないのではっきりしたことはわかりませんが、海外のECサイトでコンビニ受け取りを受け付けているところは見たことがありません。

 

まとめ!

今回コンビニ受け取りの可否を調べたのは、ごく一部の商品だけなので大したことは言えないのですが、コンビニ受け取りサービスに対応しているのはどうやら国内のECサイトが中心のようです。そしてコンビニ受け取りが可能なものは、そのECサイトが直接販売の管理をしているもので、かつ一定以下の大きさ(重さ)の商品のみ。

しかし明らかに三辺の合計が100CMを超える大型の商品を受け取ってくれる事もあれば、同じ販売元の同じ重さの商品であってもコンビニ受け取りが可能なケースと受けつけないケースがある。さらには全く同じ商品であってもECサイトによって対応が全く異なるケースがある。ということがわかりました。

正直明確な基準がよくわかりませんでした。販売元の判断次第?で割とアバウトなものなのかもしれませんね。

グダグダな結論でごめんなさい。でも何かのお役に立てていただけたら嬉しいです。

それでは。

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