季節外れの熱海花火大会がおすすめ!2018年の日程と見所、穴場を紹介!

 
熱海は花火の街です。
 
 
熱海では1年を通じて花火大会を行い、2018年は合計18回も花火大会を開催します。
 
 
熱海湾を中心とした、すり鉢状の地形が天然のスタジアムとなり、町全体で音響効果を作り出すため、
 
他では感じることができない大迫力を、体で感じることができる花火大会です。
 
 
さらに約1,000メートルにも及ぶ、花火打ち上げ台の設置、
 
それと向かい合うように設計した、花火閲覧専用のデッキ(親水公園)、
 
さらにはホテルの屋上を解放するなど、
 
花火大会を最大限に楽しむための仕掛けが、町全体に施されています。
 
 
不要なストレスや混雑を感じることも少なく、ダイナミックな花火を、手軽で純粋に楽しむことができるところが熱海の特徴です。
 
 
花火に対する意気込みが、他の街とは違います。
 
 
 
他の街では決して味わうことができない、熱海ならではの「洗練された花火」を、ぜひ一度体験してみて下さい。
 
 
それでは熱海花火大会の日程と見どころ、おすすめの穴場スポットを、管理人の体験記も合わせてご紹介します。
 
 
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熱海花火大会の基本情報

 

〈2018年の熱海花火大会の日程と時刻〉

 
季節 開催時刻 2018年の開催日程
【春】 20時20分から20時45分 1月14日(日)、2月12日(月)、4月14日(土)、22日(日)5月12日(土)27日(日)6月3日(日)17日(日)
【夏】 20時20分から20時50分 7月27日(金)31日(火)8月5日(日)8日(水)19日(日)24日(金)30日(木)
【秋】 20時20分から20時45分 9月14日(月)
【冬】 20時20分から20時45分 12月9日(日)、16日(日)
※雨天決行です。
 
花火の開催日と時刻は、事前に公式サイトで確認してください。
 
 

〈花火情報〉

打ち上げ場所 熱海湾
打ち上げ花火の数 夏7月・8月: 5,000発 その他の月: 3,000発
主な観賞スポット サンビーチ海水浴場から熱海港までの海岸線一帯
来場者数 夏季開催合計約19万人
 
 
地図データ©2018 Google.ZENRIN

〈アクセス〉

【公共交通機関】
JR熱海駅より徒歩20分
 
【車】
東名高速道路
●厚木IC→小田原厚木道路西湖バイパス→石橋IC→国道135号線→熱海市
●沼津IC→伊豆縦貫道・熱函道路→熱海市
 
周辺に交通規制あり
 
 
 

〈宿泊者専用無料観覧席と有料観覧席〉

宿泊者専用無料観覧席

 
「熱海温泉ホテル旅館協同組合」加盟の施設の宿泊者は、「宿泊者専用無料観覧席」を利用することができます。各宿泊施設からエアクッション受け取り、このエアクッションが入場券の役割を果たします。混雑もなく、特等席で第迫力の花火を楽しむことができます。
 
設置時期 7月・8月・9月の花火大会のみ
観覧設置場所 渚親水公園第3工区(渚デッキ)
設置時間 19時から
 
 

有料観覧席

 
熱海の花火大会では7月・8月・9月限定で、約1,600人分の有料観覧席を用意しています。場所取りをする必要もなく、特等席で花火大会は楽しむことができます。値段も1人1,000円と決して高くはないのでおすすめです。
 
設置時期 7月・8月・9月のみ
設置場所 親水公園レインボーデッキ第2工区(レインボーデッキ)
限定 1,600席(全席自由席でエアクッション付き)
価格 前売券・当日券共に1人1,000円(3歳以下無料)
前売販売開始時期  6月1日から
入手情報
セブンイレブン店頭マルチコピー機(前売)
熱海市観光協会の窓口販売(0557-85-2222)(前売)
当日の17:30から有料観覧席入口にて販売
 
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見どころの紹介

 
熱海花火大会の見所を、管理人の体験談も交えていくつかご紹介します。
 
主な見どころ
 
  • 親水公園からの花火鑑賞がおすすめ!
  • 管理人の花火レポート!
  • オープニングのカウントダウン!
  • フィナーレの大空中ナイアガラ!
  • 夏場以外は空いていておすすめ!
  • デジタルスターマイン
  • すり鉢状の地形による音響効果
 
 

親水公園からの花火鑑賞がおすすめ!

熱海湾の中に、約長さ1キロにもわたる花火台が設置されていますが、
 
サンビーチ南側の親水公園(しんすいこうえん)が、その花火台と向かい合うように設置されており、
 
間に遮るものもなく、最高の花火観賞スポットになっています。
 
 
地中海北部のリゾート地をイメージして整備された親水公園は、北側からムーンテラスと第一工区(スカイデッキ)、第二工区(レインボーデッキ)、第三工区(渚デッキ)に分けられます。
 
この内、7月・8月・9月限定で、第2工区(レインボーデッキ)の一部が有料席に、第3工区(渚デッキ)の一部が、宿泊者専用観覧席になります。
 
 
 
この「専用デッキ」で花火を観賞することにより、他の花火大会でありがちな、
  • 花火がビルに隠れて見えない、
  • 人混みで見えなかった、
  • 身動きが取れないままいつの間にか終わっていた、
という残念な悲劇がなくなります。
 
 
 
もう一つ、花火には「起承転結」があります。
 
  • オープニング「カウントダウン」の驚きと感動(起)
  • 「デジタルスターマイン」の洗練された美しさや、メッセージ花火での笑いと一体感(承転)
  • フィナーレ「大空中ナイアガラ」の大迫力(結)
 
こういったメリハリの利いた「花火の起承転結」を、何かに遮られることもなく、完全な形で堪能することができるのが、親水公園の専用デッキです。
 
 
熱海の有料席は決して高くない(1,000円)ので、積極的な利用をおすすめします。
 
 
そして一度は「完全な熱海の花火」を体験してみて下さい。
 
 

管理人の花火レポート!

 
 
 

 

オープニングのカウントダウン!

 
これは管理人が撮影した熱海花火大会になります。
 
 
撮影場所は親水公園第一工区(スカイデッキ)の南端の階段。
 
 
 
みんなでカウントダウンが楽しめる人気のあるポジションです。
 
 
カウントダウンが始まると周りの明かりが消え、独特の緊張感と期待感に包まれます!
 
 
僕も隣の方たちと一緒に、仲良く楽しんできました^^
 
 
オープニングの驚きと感動を、会場のみんなで共有してみて下さい。
 
 
 

フィナーレの大空中ナイアガラ!

 
毎回の花火大会のフィナーレが、大空中ナイアガラになります。
 
 
ナイアガラと称していますが、仕掛け花火があるわけではなく、スターマイン(速射連発花火)のラストスパートと言ったほうがいいかもしれません。
 
 
「起承転結」の「結」に当たる1番大事な場面です。
 
 
真昼のように光り輝く、大迫力スターマインは圧巻でした。
 
 
今でも心地よい余韻が少し残っています^^
 
 
ぜひご自身の目と記憶に焼きつけて、一生残る思い出を作ってみてください!
 
 

夏場以外が空いていてオススメ!

 
撮影日は2018年4月14日。
 
 
まだ少し肌寒い時期ですが、この時期の花火大会はとても空いています。
 
 
この日は花火開始の20分前でも、この場所(この時期は有料席はありません)を確保できました。
 
 
 写真(↓)は花火開始40分前の撮影地点(場所取りの必要はほとんどありません)
 
肝心の花火大会はというと、夏の花火とは一味違った魅力があって、とてもよかったです。
 
 
混雑もなく、涼しい中で落ち着いて鑑賞できるので、花火大会というよりかは、「洗練された花火のショー」を楽しめたような気がします。(それでも会場はちゃんと盛り上がっていましたよ)
 
 
純粋に花火だけを楽しむのであれば、あえて混雑する夏場を避けて、春や秋の花火大会に足を運んでみることをおすすめします。
 
 
ほとんどストレスもなく、無料で最高の花火を楽しむことができました。
 
 
 
夏場になると、昼間から場所取りをする人も大勢現れるので、「ただで快適に」というのは、ちょっと難しくなると思います。
 
 
僕はもう一度、季節外れの熱海の花火大会に行ってみたいと思っています。
 
 
ちょっとハマってしまいそうです(^^;
 
 
 

デジタルスターマイン

 
幅980メートルにも及ぶ打ち上げ台からの、鮮やかでダイナミックなスターマイン(連続花火)は熱海ならではです。
 
 
見せる角度も距離も計算した上で、打ち上げ台も観覧席も設計しているため、とても美しく見応えも充分です。
 
 
そして間に遮るものもなく、花火に集中できるので、花火全体のメリハリをダイレクトに楽しむことができます。
 
 
オープニングの驚き(起)や、フィナーレの第迫力(結)とは異なる、「洗練された花火の美しさ(承転)」を堪能してみて下さい。
 
投稿者:hiramu55bocabocaさん
 
 

すり鉢状の地形による音響効果

 
熱海湾は3方向を山に囲まれた、すり鉢状の天然のスタジアムになっています。
 
 
「ドンッ!」という音が、周りの山に跳ね返ってくるのが体に伝わってくるので、野外とは思えない、独特の雰囲気と大迫力を楽しむことができます。
 
 
花火業者さんから日本一とも評される、打ち上げ会場による音響を、全身で感じてみて下さい。
 
他の花火大会ではちょっと体験することができないと思います。
 
 
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穴場の紹介!

 
熱海花火大会は、1年中開催されることもあって、他の花火大会に比べて激しく混雑する事はあまりありません。
 
 
しかも観賞するための設備もかなり整えられているので、あえて穴場を探す必要性もあまりないかもしれません。
 
 
ですが、熱海の花火会場は、熱海湾を中心にすり鉢状になっており、高い所から見下ろす一風変った花火観賞も可能です。
 
 
そんなひとあじ変わった、花火鑑賞におすすめの穴場を3つご紹介します。
 
 
 

1 熱海城

 
熱海城は、1959年に建てられたお城のような建物です。
 
 
場所は、打ち上げ会場からすぐ近くの錦ヶ浦の山頂。
 
 
天守閣展望台は、地上43メートル海抜160メートル。天守閣からは、熱海湾だけでなく「東洋のナポリ」と呼ばれる熱海市街や、初島、大島を一望できる、絶景を楽しむことができます。
 
 
標高が高いだけでなく、花火の打ち上げ場所からも近いため、花火と同じ高さでの大迫力を楽しむことができるポイントになります。
 
 
近くて高い」が「熱海城」の特徴です。
 
こちらは熱海城から見た花火
投稿者:taitan21さん
 
通常の営業は9時から17時までになりますが、7月・8月の花火大会当日のみ、21時まで営業(入場料は1人900円)を延長してくれます。
 
 
なお、7月・8月以外は花火当日であっても営業が17時に終わりますが、熱海城の駐車場から花火を観賞することができます。
 
電話番号0557-81-6206
 
アクセス
●JR熱海駅→路線バス(伊東・網代方面、多賀車庫行)「錦ヶ浦」から徒歩10分
●JR熱海駅→路線バス(熱海港行・後楽園行)「終点」→ロープウェイ
 
 
 

2 サンレモ公園

 
熱海市とイタリア・サンレモ市との都市提携を記念して、1982年に整備された公園になります。
 
 
花火の打ち上げ会場から非常に近いので、大迫力を楽しめる穴場スポットになります。
 
 
超至近距離」での観賞が、「サンレモ公園」の特徴です。
 
 
熱海市和田浜南町6
 
アクセス
JR熱海駅→路線バス(熱海港・網代旭町行)
 
 
 

3 MOA美術館・駐車場

 
MOA美術館は国宝や重要文化財を含む数多くの美術品を所蔵する私立美術館です。
 
 
海抜250メートルの丘陵地に建てられており、相模湾を見渡す雄大な景観を楽しむことができるポイントになります。
 
 
場所はJR熱海駅から北に約1キロ。
 
 
打ち上げ場所からは少し距離がありますが、花火の迫力を楽しむのではなく、
 
「花火の映る景色の美しさを楽しんでみたい方」にオススメです。
 
 
花火大会当日は駐車場が22時まで開放されています。
 
 
遠くて高い」が、「MOA美術館」の特徴になります。
 
 
熱海市桃山町26-2
0557-84-2511
 
アクセス
JR熱海駅→バス(MOA美術館行)「終点MOA美術館」
 
 
 

まとめ

 
熱海は花火の街です。
 
 
花火を中心に町を設計し、観光も組み立てており、
 
他の街とは、花火大会にかける意気込みが違います。
 
 
花火を楽しむための仕掛けが、町中にちりばめられています。
 
 
だからこそ熱海では、本当に快適に、そして質の高い花火を楽しむことができます。
 
 
 
 
花火といえば夏の風物詩です。
 
 
熱気と活気にあふれた、夏にしか味わえない独特の雰囲気というものがあります。
 
 
しかし、せっかく1年を通じて18回も花火大会を開催してくれているのですから、あえて大混雑をする夏場を外してみるのも面白いと思います。
 
 
僕は春の熱海の花火大会を観賞しましたが、予想していたよりもはるかによかったです。
 
 
過ごしやすい気候の中、混雑というストレスもなく、純粋に熱海の「洗練された花火のショー」を堪能できました。
 
 
あえてシーズンをずらした、「季節外れの熱海の花火」はかなりオススメです。
 
 
そして穴場をいくつかご紹介しましたが、まずは親水公園の専用デッキで「熱海花火大会の完全な起承転結」を、体験してみることをおすすめします。
 
 
眺めも音響も、ここが最高だと思います。
 
 
 
なお、夏場の花火大会を観賞されるのであれば、無理に無料の場所取りにこだわるのではなく、有料席をご利用されることをおすすめします。
 
 
熱海の有料席は決して高くない(1,000円)ですし、お金を払うだけの価値がある、洗練された素晴らしい花火大会だと思います。
 
 
 
素敵な熱海の夜を過ごしてみて下さい^^
 
 
 
※管理人のおすすめ花火情報※
熱海の近くでは沼津や江ノ島の花火が有名です。
 
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