父の日は6月の第3日曜日。
2021年は6月21日です。
日ごろの感謝の気持ちをお父さんに伝える日。
どんな贈り物をするかもう決められましたか?
60代のお父さんというと、還暦・定年を迎え、第一線を退く時期。
しかし、最近はまだまだ現役を続けられるお父さんも多いようですね。
プレゼントについても、お父さんのライフスタイルや健康状態に応じて、変える必要があるのが60代の特徴です。
贈る側としても難しくなりますよね。
ここでは楽天リサーチの「父の日にもらいたい人気の贈り物」をもとに、「60代のお父さんへのおすすめプレゼント」をランキング形式でご紹介します。
スポンサードリンク
目次
父の日の由来
父の日の由来は1909年6月にアメリカ・ワシントン州のソノラ・スマート・ドッドさん(女性)が、亡き父を偲び教会で礼拝を行ったことが始まり言われています。
彼女が幼い頃、アメリカでは南北戦争が起こりました。
彼女の父ウィリアムが軍に召集されると、母親は1人で6人の子供たちを育てることになります。
しかし母親は父ウィリアムの復員後まもなく、過労でなくなってしまいました。
それ以来ウィリアムは、男手1つで6人の子供育てあげますが、無理を重ねたため、子供たちの成人を見届けると、まもなく亡くなってしまいます。
1910年6月19日、ソノラさんは、当時すでに母の日があったため、「父に感謝する日もあるべきだ」と教会へ嘆願書を提出しました。
これを受けて、1916年アメリカ合衆国大統領は「父の日の演説」を行い、以後「父の日」が認知されるようになります。
1966年には、6月の第3日曜日を父の日に定め、
1972年には、アメリカにおける正式な国の記念日に制定されました。
日本で父の日が知られるようになったのは1950年代になりますが、
実際に多くの人に知られ、定着したのは1980年代からと言われています。
このように「父の日」は、生きているうちに「親孝行と感謝の気持ち」を伝えることができなかった、ソノラさんの無念の気持ちが発端になっています。
多くの犠牲を払って育てあげてくれた父への感謝の気持ち、
伝えられるうち、伝えてあげてください。
「父の日」と「母の日」実際に贈り物する人は何割?
楽天リサーチによると「父の日」は、「母の日」よりも、「認知度」も「プレゼントをする人」も低いという結果になりました。
実際に贈り物をしたと答えた人は、
父の日では31.7%
これに対し母の日では46.1%
「父の日」の方が、14.4ポイントも低いという結果になりました。
つまり「父の日」に実際にプレゼントを贈った人は約3割というところになります。
ちょっと寂しい結果ですね。
なお、「父の日」「母の日」ともに、息子さんよりも娘さんの方が、贈り物をしている割合が高いそうです。
父の日のプレゼントの相場は?
一般的に父の日のプレゼントの予算は、2,000円から10,000円ほどと言われています。
楽天リサーチによる調査では、平均で5,018円。(全世代平均)
母の日の予算4,698円よりも、318円高いと言う結果になりました。
60代のお父さんの場合は、お子さんは社会的にそれなりの地位についておられる場合も多く、プレゼントの単価も高くなる傾向にあるようです。
特に定年後に時間があることから、旅行などをプレゼントするケースもあり、その場合はそれなりに高額になるようです。
父の日の人気プレゼントランキング
こちらは楽天リサーチの「お父さんが父の日にもらいたい贈り物」に関するアンケート。
すべての世代共通の調査になります。
「父の日にもらいたい贈り物」
第1位 何もいらない 49.2%
第2位 外食(子供が同行する場合を含む) 12.5%
第3位 酒 10.9%
第4位 食べ物 7.8%
第5位 スポーツ用品 7.4%
第6位 手紙やメッセージカード 7.4%
第7位 洋服、ファッション、小物 7%
第8位 旅行(子供が同行する場合を含む) 7%
第9位 時計 6.3%
第10位 現金、金券 5.5%
第11位 ネクタイ 4.7%
第12位 バッグ 4.3%
第13位 ベルト 3.1%
第14位 手作りのもの 3.1%
第15位 肩たたきなどのマッサージ 3.1%
第16位 靴 2.7%
その他
出典:楽天リサーチ
上位ほど「お父さんにとって人気の高いプレゼント」になるはずなのですが、
アンケートによると約半数が「何もいらない」と回答。
お父さんにもメンツがありますから、お子さんに対して「あれが欲しい」とはなかなか言えないのでしょう。
でも贈ってもらえれば、きっと喜んでくれますよ。
参考までに、母親が「母の日に子供から送ってもらいたい贈り物」を少しご紹介します。
第1位 子供からの感謝の言葉 41%
第2位 子供と一緒に過ごす時間 40%
第3位 スイーツ 14%
「何もいらない」とは言いつつ、本音はお母さんと同じではないでしょうか。
このあたりは汲み取ってあげてくださいね。
そして金額の大小よりも、「一緒に過ごす時間」と「手紙や言葉」で、感謝の気持ちを伝えてあげて下さい。
きっと喜ばれると思いますよ。
この楽天リサーチの結果をもとに、「60代のお父さんへのおすすめプレゼント」をランキング形式でご紹介したいと思います。
60代のお父さんへのプレゼントのポイント
60代のお父さんへのプレゼントのポイントは、お父さんがまだ現役か、定年後か、そして健康状態によっても大きく変わってきます。
定年を迎え、かつ、お元気であれば、少しお値段が高くなりますが、旅行などを贈るケースが多いようです。
時間に余裕ができるため、趣味に関するものや体験カタログギフトなども人気があります。
いつまでも元気でいてもらいたい、との願いを込めて、健康サプリや健康グッズなどを贈るケースも多くなります。
寝具なども人気あるみたいですね。
まだ現役であればコスパの高いワイシャツや靴下なども喜ばれると思います。
飲食関連については歳を重ねるとともに、お酒よりも食べ物を贈るケースが多くなります。
お父さんの健康状態を考えれば、あまりお酒ばかりを贈り続けるわけにもいきませんよね。
食事やお酒は、できれば一緒に食べてあげて下さい。
それが1番喜ばれると思います。
スポンサードリンク
父の日プレゼント!60代へのおすすめランキング!
第8位 寝具 高反発マットレス
人生の3分の1を費やすのが睡眠。定年を迎えると、仕事に関するものは贈れなくなる上、健康への配慮から、寝具・マットレスなどを贈るケースが多くなります。特に近年、定年退職後の父親に対するプレゼントとして、人気が高まっています。マットレスには低反発と高反発のものがあります。低反発は柔らかく包まれている感触がありますが、寝返りがしにくく、足腰への負担が大きいため、腰痛や関節の痛みを悪化させてしまう恐れがあります。高齢のお父さんに対しては、高反発マットレスをおすすめします。安い商品であれば、1万円以下で購入するできるものもあります。
第7位 健康サプリ
アンチエイジングのサプリメントでオススメなのが、コラーゲンとコンドロイチン・グルコサミン。コラーゲンは関節の靭帯部分をつなぐ大切なタンパク質。人体から骨に移行する部分に網を張ったように広がっています。このコラーゲンの網目の中で、コンドロイチンはクッションの働きを、グルコサミンは潤滑油の働きを担ってくれます。つまりこの3つをバランスよく摂取することにより、関節を強化し、痛みを和らげてくれる効果が期待できます。本来関節の怪我に悩まされる、アスリートが摂取することが多いサプリメントでもありますが、高齢の方にもおすすめできるサプリメントです。日常的に摂取しておくことにより、怪我のリスクを抑えてくれる働きもあります。サプリメントの摂取を習慣をづけておくのもいいかもしれませんね。いろんなタイプのサプリがありますが、こちらの商品のようにこの3種類の成分をまとめて摂取できるタイプがおすすめです。
アンチエイジングではマルチビタミンもオススメです。合わせて贈ってあげてもいいと思いますよ。
第6位 お酒
お酒はすべての世代に共通して人気のある、父の日の贈り物です。ですが、お酒を贈るのは、お父さんが現役で働いておられる場合のみにされた方がいいと思います。もし贈るのであれば、アルコール度数の低いお酒を選んであげるといいと思います。いつまでも健康でいて欲しいですからね。
第5位 健康グッズ スニーカー
定年を迎えると、外に出る機会がめっきり減ってしまうお父さんも、少なくないのではないでしょうか。そんな60代へのプレゼントとして人気が高いのがスニーカーです。お父さんの健康を考えるのであれば、「おじさんの靴」ではなく、「若くておしゃれな靴」を選んであげることがポイントです。その靴を履いて外を歩くのが、楽しみになるような靴です。Nikeやアディダスのスニーカーがおすすめです。あなたもNikeやアディダスのジャージや靴を買ってもらって、そのロゴマークが誇らしく感じた事はありませんか?一流ブランドにはそういった力があります。その道具を持って、外を出歩きたくなるような力です。お父さんだって同じです。Nikeのおしゃれなスニーカーがあれば、何かにつけて外に出たくなるでしょう。身体的にも精神的にも、それが1番の健康対策になると思います。できればあなたが、一緒に出歩く外出相手になってあげて下さい。
第4位 体験カタログギフト
60代のお父さんに人気の高いプレゼントが「体験カタログギフト」。体験カタログギフトのメリットは、お父さん自身が自分で行きたい場所や、やりたいことを選べるところ。時間に余裕ができた60代のお父さんに、ぴったりなプレゼントですね。いろんな体験カタログギフトがありますが、オススメなのはお母さんと2人きりで、高級感を体験できるもの。温泉やグルメの「カタログギフト」もいいかもしれませんね。もし可能であれば、あなたがお相手を努めてあげて下さい。きっと喜んでもらえると思いますよ。
第3位 名入れギフト ビールグラス
父の日の贈り物で、全世代共通で高い人気を誇るのが、この「名入れギフト」。普段使うビールグラスなどにお父さんの名前を入れて、「世界に1つだけの贈り物」を作ってあげて下さい。準備に少し時間が掛かりますが、とても喜んでもらえるそうです。生涯大切にされるお父さんもいらっしゃるみたいですよ。お酒が好きな方であれば、ワイングラスやウイスキーグラスもおすすめです。お父さんに合ったものを選んであげてください。
第2位 旅行(できれば一緒に)
60代のプレゼントで、最も特徴的なのが旅行が上位に来ること。楽天リサーチによる「お父さんが父の日にもらいたい贈り物」によると、「旅行」は第8位となっていますが、その多くは60代・70代になります。定年退職により時間に余裕ができますからね。ただ、60代のお父さんが長期の海外旅行を望んでいるのかと言うと、その可能性は低いでしょう。近場の1泊温泉旅行で、十分喜んでくれると思います。「どこに行くのか」よりも「誰と行くのか」の方が大事だと思います。お母さんと2人きりの旅行もいいのですが、あなたが一緒にいてあげるのが1番喜んでくれると思いますよ。
第1位 食事(できれば一緒に)
父の日の定番グルメギフトです。60代・70代になると、お酒よりも食べ物をプレゼントするケースが多くなります。これには子供さんが、お父さんの健康に気遣っているという理由もあるようですね。こちらは日本三大和牛の1つである「米沢牛」の専門店「さかの」。「米沢牛」の品揃えが豊富なので、グルメな方におすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
60代のお父さんの場合、現役か定年後かによっても、プレゼントの内容は大きく変わってきます。
お元気であれば、旅行や趣味、体験カタログギフトなどがおすすめです。
またスニーカーや寝具といった健康グッズの他、アンチエイジング効果の高い健康サプリなども人気の高いプレゼントとなっています。
お父さんに合ったものを選んであげて下さい。
楽天リサーチの「父の日にもらいたい贈り物」第1位、「何もいらない」というのは父親としての建前です。
本音はお母さんと一緒で、「一緒に過ごす時間」と「感謝の言葉」を待っています。
父の日の発端となったソノラさんは、お父さんが亡くなってから行動を起こしました。
伝えられるうちに「一緒に過ごして」「感謝の気持ち」を伝えてあげて下さい。
スポンサードリンク