筆記試験
FP3級は正しくは「3級ファイナンシャルプランニング技能士」という名前の国家資格になります。
 
 
国家資格ではありますが、決して難しい試験ではありません。
 
 
真面目に正しい勉強をしさえすれば、初学者であっても高い確率で合格は可能です。
 
 
ここではFP試験の概要と日程、おすすめ勉強方法とテキストについてご紹介します。
 
 (最後にAFP認定研修のご紹介もします。)
 
 
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FP試験の概要

FPの種類

 
実はFPの資格は国家資格と民間資格が入り乱れて、かなり複雑なことになっています。
 
 
わかりにくいので少し整理してみたいと思います。
 
 
1級、2級、3級のファイナンシャルプランニング技能士というのは国家資格です。
 
 
これに対して次の2つは民間資格
 
AFP(アフィリエイテッドファイナンシャルプランナー) 日本独自の国内ライセンス
CFP(サーティファイドファイナンシャルプランナー) アメリカで創設された国際ライセンスで、AFPの上位資格
 
 
 
難易度はAFPが2級FP技能士と、CFPが1級FP技能士と同水準になります。
 
 
国家資格のFP技能士の資格には有効期限はありませんが、民間資格のAFP、CFPには2年間の有効期限があり、更新するにはその都度所定の単位を取得する必要があります。
 
 
 
FPの種類
国家資格 民間資格
1級FP技能士 CFP(国際ライセンス)
2級FP技能士 AFP(国内ライセンス)
3級FP技能士  
 
 
 
 
 

試験の概要

FP3級の試験は学科試験(120分)と実技試験(60分)に分かれます。
 
 
試験科目は6科目
ライフプランニングと資金計画
リスク管理
金融資産運用
タックスプランニング
不動産
相続・事業承継
 
 
合格基準は学科・実技両方において60%以上。(この基準は金財・FP協会共通です)
 
 
学科試験はFP協会、金財共に全く同じ問題を使用しますが、実技試験は3級では3種類に分かれます。
 
 
 
 
 
実技試験
試験機関 受験者割合
個人資産相談業務 金財 約45%
保険顧客資産相談業務 金財 約35%
資産設計提案業務 FP協会 約20%
 
 
これら3つの実技試験は上記の6つの主題分野に若干の違いがあります。
 
 
保険に関わる仕事をされる方であれば、「保険顧客
それ以外の方であれば「個人資産」か「資産設計」を選んでみるといいと思います。
 
 
FP協会、金財どちらで受験しても資格取得が可能ですが、FP協会の方が合格率は高いという結果になっています。
 
 
これは金財の受験者には金融機関の社員たちが団体で受験するケースが多く、モチベーションが低い彼らが合格率を下げているとも言われています。
 
 
FP協会での受験者の方がモチベーションが高く、学習レベルが高い、その結果FP協会の方が合格率が高くなるそうです。
 
 
 
FP3級の合格率は、FP協会と金財を平均すると約7割ほどになります。
 
 
 
 
 

試験日程

 
2018年度、2019年度の試験日程
試験日 申込期間 合格発表日
2018年5月27日(日) 3月16日(金)~4月6日(金) 6月29日(金)
2018年9月9日(日) 7月4日(水)~7月25日(水) 10月22日(月)
2019年1月27日(日) 11月12日(月)~12月3日(月) 3月7日(木)
2019年5月26日(日) 3月12日(火)~4月2日(火) 7月3日(水)
2019年9月8日(日) 7月4日(木)~7月23日(火) 10月21日(月)
2020年1月26日(日) 11月13日(水)~12月3日(火) 3月6日(金)
 
 
試験時間
3級学科 10:00~12:00(120分) 3級実技 13:30~14:30(60分)
2級学科 10:00~12:00(120分) 2級実技 13:30~15:00(90分)
 
 
受験料
  学科 実技 合計
3級 3,000円 3,000円 6,000円
2級 4,200円 4,500円 8,700円
 
 FP3級試験の申し込みはこちらから
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3級の勉強方法

 

テキストの1周目は必ず復習すること

 
基本的に、テキストを読んで問題を解く。
 
 
この繰り返しになります。
 
 
そして一度読んだテキストや問題は、翌日必ずもう一度見直してください。
 
 
これをやるかやらないかで知識の残り方が、全く違ってきます。
 
 
 
 
翌日の復習をきちんとやっておかないと、テキストを1周読み終わって、2週目に入ったとき、「復習をやらなかったところはすっかり記憶が抜けてしまっている」、ということになりかねません。
 
 
これは「記憶力がいい悪いの問題」ではなく、人間の記憶力というのはみんなその程度です。
 
 
適切なタイミングで復習を行うという作業は、「効率のいい勉強を行うための技術」だと思っていただいていいと思います。
 
 
テキストの読み込みと問題演習は1周目が大事です。
 
 
必ず2日以上に分けて最低2回、できれば3回ほど確認する習慣をつけてください。
 
 
 
 
 
 

テキストは最低2回転、時間を図った模擬テストを必ず行うこと

本試験までにテキストは最低2回転、できれば3回転ほどは回してください。
 
 
これによって知識の再定着を図るのと同時に、理解を深めることができます。
 
 
 
 
そして最後に、時間を測った模擬試験を最低2回は必ず行ってください。
 
 
これをやらないと、時間内に合格答案を作成する感覚が身に付きません。
 
 
いくら合格率が70%ある試験とはいえ、ぶっつけ本番は危ないです。
 
 
必ずやってください。
 
 
 
 
 
 

わからないところはあまり深追いしないこと

テキストを読んでいると、どんな人でもわからないところが必ずあります。
 
 
独学でのポイントは、深追いしないことです。
 
 
これは結構大事なところです。
 
 
ちょっときつい言い方になりますが、細かいところにこだわりすぎるのは時間の無駄になります。
 
 
FPの試験範囲は広く浅いのが特徴です。
 
 
範囲が広いことは、確かに対応するのが大変なことではありますが、深く掘り下げて問われる事はほとんどありません。
 
 
そのため、わからないまま進むと、その後どんどんわからなくなる、といった事はあまり起こりません。
 
 
 
 
目的はあくまでFPの3級試験に合格することです。
 
 
細かいところにつまずいて時間を消費するのは、もったいないです。
 
 
その時間を出題可能性の高い、他の論点を抑えることに割くべきです。
 
 
そもそも丁寧に体型だった勉強したいのであれば、独学ではなくスクールに通うべきです。
 
 
わからないことが、簡単に解決しないところが独学の運命です。
 
 
だからこそ、独学の場合は網羅性よりも、分かりやすさ」と「ポイントを絞ってくれていること」を優先して教材を選ぶことをおすすめします。
 
 
 
 
深追いせずに全体をまんべんなく回すこと、時間をかければ理解できるところに時間を配分して苦手分野を極力作らないこと、
 
試験の合格を目指すのであればこれを優先してください。
 
 
出題可能性の低い所、わからないところにいつまでも時間を費やさないこと、これは資格試験の鉄則です。
 
 
 
できる問題、優しい問題を確実に取る、そして取りこぼさないこと意識してください。
 
 
 
 
 
 

おすすめテキスト

FP3級はそれほど難しい試験ではありませんので、教材選びにそこまで神経質になる必要はないと思います。
 
 
教材の選択を間違えて落ちたという話は聞いたことがありません。
 
 
基本的には市販のテキスト1冊と問題集1冊で合格できる試験です。
 
 
2つテキストをご紹介します。
 
 
①TAC出版の滝澤ななみさんの「みんなの教科書」。
 
 
みんなが欲しかった!FPの教科書 3級
 みんなが欲しかった!FPの問題集 3級
 
滝澤ななみさんは日商簿記でも、わかりやすくてとても人気の高い教材を書いている方です。1ページあたりの情報量が少なく、初学者に優しい作りになっており非常に人気の高いシリーズになっています。また、全体の情報量が多く網羅性が高いのも特徴です。ですので、こちらは時間があって、しっかりと勉強したい人向けの教材だと思います。この「みんなの教科書」にはTAC講師による別売りの講義DVD(税込8,640円)があります。実際に使うかどうかは別として、あると安心できますよね。
 
  
 
 
 
②ユーキャンの「FPの学校 3級 きほんテキスト」
 
 
 
 
 

必要勉強時間

必要勉強時間が現在どんな仕事に疲れているかによって大きく変わってくると思います。
 
 
あくまで1つの目安ですが、一般的にFP試験に必要な勉強時間は大体これくらい必要だと言われています。なお、月数は仮に1日2時勉強できたと仮定した場合です。
 
 
  必要時間の目安 1日2時間確保した場合の月数
FP3級 80〜150時間ほど 1ヶ月〜3ヶ月ほど
FP2級 150〜300時間ほど 3ヶ月〜5ヶ月ほど
 
しかし個人的には、全くの初学者が働きながらFP3級を1月、FP2級を3月で取得の計画を立てるのは無謀だと感じます。
 
 
ネット上の体験談などでは「3級を1週間で取得」、などといった記録的な短期合格の話もあります。
 
 
マークシートは運の要素もかなりでますので、がむしゃらな努力と運によって、超短期間で合格することは確かにあります。
 
 
しかしこれは万人に再現性のある方法ではなく、ただの博打にになってしまいます。
 
 
結果的に超短期で受験せざるを得ないこともあるとは思いますが、最初からこんな計画を立てるべきではありません。
 
 
 
 
毎日計画通り勉強を進められる人がほとんどいない現実を考えると、3級でも最低2ヶ月、2級では5ヶ月を準備期間として計画すべきだと思います。
 
 
僕は3級は受験せず、「AFP認定研修」(この下の説明を読んでみて下さい)を受け、5ヶ月の勉強期間を用意した上で2級に合格しています。
 
 
 
 
 
 

FP2級を最短で取得するならAFP認定研修を受けるべき!

あくまでFP3級の取得が目的なのであれば、FP3級を受験すべきですが、FP2級の取得が目的で、その受験資格取得のための受験であるならばあまりおすすめはできません。
 
 
実はもっと早くFP2級の受験資格を得る方法があります。
 
 
FP2級の受験資格を少し見てみましょう。
  • 2年以上のFP実務経験
  • FP3級合格
  • 「AFP認定研修」の修了
 
 
 
実は「AFP認定研修」を受けることによって、2年以上の実務経験やFP3級合格をすることなく、2級FPの受験資格が得られます。
 
 
つまりいきなりFP2級の受験が可能です。
 
 
「AFP認定研修」というのは、資格の専門学校などが運営する「FP協会の認定を受けたFP2級講座のこと。
 
 
僕もこの方法でFP3級の試験を飛ばし、FP2級(2級FP技能士とAFP登録)を取得していますが、この方法が1番おすすめだと思っています。
 
 
 
 
仮にFP3級を合格してからFP2級に合格しても、「AFP認定研修」を終了しなければAFP登録ができません。
 
 
このAFP認定研修を兼ねた「各資格学校が主催する認定講座」を、先に終了することにより、FP2級の受験資格を得ることができ、さらに合格すれば、そのままAFP登録が可能となります。
 
 
 
FP2級とAFP登録を目指すのであれば、この方法が1番手っ取り早いです。
 
 
このAFP認定研修というのは所定の講義を受講の上、仮想の顧客に対する「資産設計に関する提案書」(20〜30枚ほどのレポート)を作成する、といったものになります。
 
 
「提案書」の作成だけでも1週間ほどかかりますが、頑張れば「AFP認定研修」だけでも1ヵ月ほどで終えることができます。
 
 
つまりたった1月でFP2級の受験資格を得られることになります
 
 
 
 
その結果、FPの勉強を始めてから最短3ヶ月で、FP2級+AFPの資格を取得することも可能になります。(正直全くの初学者の場合は3ヶ月はちょっと厳しいと思います。4ヶ月、できれば5ヶ月欲しいです。)
 
 
 
 
おすすめのAFP認定研修はこちら
 
 
 資格対策ドットコム(アーティス) 「2級FP技能士・AFP認定研修」(税込21,600円)

 
 
ヒューマンアカデミーの通信講座(税込64,000円)

 
 
 
ECCの通信講座(税込み59,800円)

 
ECCの『AFP+2級FP技能士講座』(税込59,800円)は多彩な教材と全62時間にも及ぶ講義、さらには手厚いフォローと内容が充実しています。3級講座が無料でついてくるので初学者でも、安心な内容となっています。
 
 
資格対策ドットコムの価格が非常に安い(税込21,600円)のは、教室の賃借料や講師の人件費などの教材制作には直接関係のない不要なコストを省き、コンテンツ作成に労力を集中しているからだそうです。WEB版テキストと冊子版テキストがあり、冊子版の基本テキストはB5版2冊で1冊300ページほど。WEBテキストはスマホさえあればどこでも勉強ができ、レビューも概ね好評のようです。質問メール受付サービスもおこなっており、安くても十分合格が狙える内容だと感じました。
 
 
この「AFP認定研修」、資格の学校によってかなり値段の差があるようです。管理人以前「大原」の「AFP認定研修」を受講しましたが、確か16万円ほど支払った記憶があります。
 
 
 
こんな安いコースがあるとは知りませんでした(笑)
 
 
 
3級を飛ばしていきなり2級取得を考えておられる方は、
まずは資料請求をしてじっくり検討してみて下さい。
 
 
 
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