政府は2018年3月2日に、羽生結弦さんに対して国民栄誉賞を授与する方針を固めました。
 
 
 
各メディアから多くの反応が寄せられていますが、その内容は批判的な見方も多いようです。
 
 
「スポーツの政治利用だ」
「羽生さん断って!」
  
そういった声も多いようです。
 
 
 
少しご紹介します。
 
 
 
岡村隆史さん
「もうちょっと後でもいいもいい」
「羽生くんまだ23歳でしょ。23で国民栄誉賞とったらあと大変やで。何もできへんようになる。」
 
 
 
マツコデラックスさん
「数が多すぎやしませんか?私が若かった頃に比べると、ちょっと国民栄誉賞の価値が下がったかなっていうのはすごく思う」
 
 
 
グッティ(フジテレビ)
安藤優子さん「国民栄誉賞どうするんだろう?いらないって言うんですかね。」
大村正樹さん「思い起こしてみるとイチロー選手などは、2度にわたるオファーを断ってるじゃないですか。羽生選手もまだ23歳で、まだまだこれからもあるとおっしゃってますから、4年後に向けてちょっと待ってくださいって言うかもしれませんね。」
 
 
 
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最高の称号を受け取って本当に3連覇を狙えるの?

もし仮に羽生さんが、今この若さで国民栄誉賞を受けてしまった場合、彼の今後のアスリートとしての人生はどのようになってしまうのでしょうか。
 
 
 
彼の人生にとってプラスになるのでしょうか。
 
 
 
国民栄誉賞というのは、いってみれば殿上人のような称号です。
 
 
 
周りの人は彼に対して、圧倒的な称賛の眼差しを向け続けることになるでしょう。
 
 
 
ですが、それが本当に彼のためになるのでしょうか。
 
 
 
そんな称号を背負ったまま、本当に3度目のオリンピックを狙えるのでしょうか
 
 
 
 
 
常に勝ち続けることを運命づけられることになります。
 
 
 
スランプに陥って実力に陰りが出たとき、彼は立ち直れるのでしょうか。
 
 
 
そんな時もしも称号がなければ、キムヨナさんのように一旦現役を退いて、自分の調子を見て再チャレンジといった選択も取りやすいでしょう。
 
 
 
国民栄誉賞は、一旦先延ばししてもらうことができないのでしょうか。
 
 
 
 
 
 

吉田沙保里さんの涙とイチローさんの拒否

僕は吉田沙保里さんの涙が忘れられません。
 
 
 
リオ五輪の決勝に敗れ、ボロボロの状態での
 
「最後、自分の力が出し切れなくて申し訳ない…」
 
という涙の謝罪に
 
 
 
「そんなことを言わないでくれ」
 
と見ているこっちが泣いてしまいました。
 
 
 
彼女はあの称号を背負ったまま、オリンピックに100%集中できていたのでしょうか。
 
 
 
 
野村忠弘さんや内村航平さんが、国民栄誉賞をもらえないのはなぜなのでしょうか。
 
 
 
 
イチローさんは2001年に大リーグで首位打者を獲得したとき、国民栄誉賞を打診されました。
 
 
 
しかしイチローさんは断りました。
 
 
 
もしあのタイミングで国民栄誉賞を受け取っていたら、2004年の年間最多安打記録更新、それからピートローズ越えはあったのでしょうか。
 
 
 
こればっかりはわかりません。
 
 
 
ですが僕は、国民栄誉賞を断ってまで自分のやるべきことに集中しようという、イチローさんのそのひたむきな姿勢を、何よりも支持したいです。
 
 
 
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保留という選択肢はないの?

僕は羽生さんが今国民栄誉賞を受け取る事は、彼にとっても、スポーツの世界にとっても、マイナスになる可能性の方が大きいような気がしています。
 
 
 
僕は、もしも保留という選択肢があるのであれば、彼には保留を選択していただきたいです。(さすがに断れとまでは言えないです)
 
 
 
そしてイチローさんのように、今は自分が本来やるべきことを貫いていただきたいです。
 
 
 
 
 
こんな名誉を目の前に突きつけられれば、誰だって欲しいに決まってます。
 
 
 
というかせっかくの申し出を断るのも失礼ですよね。
 
 
 
しかも現状では、一度断ったら再打診をしてくれる制度はないですし。
 
 
 
普通に考えれば受け取るべきなんです。
 
 
 
むしろ断る方が異常なんです。
 
 
 
ですが、その異常な選択をすべきだと言う声が大きいのも現実です。
 
 
 
 
 
もらってしまっては、彼自身の将来にマイナスに影響する可能性の方が高いことを、みんなが予測しているからなんだと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

国民栄誉賞の制度を見直すべきなのでは?

制度を少し見直すところへ来ているのではないでしょうか。
 
 
 
誰もが納得できるよう、曖昧すぎる基準を改めて、明確な基準を設けてあげるべきではないでしょうか。
 
 
 
今のような不明確な基準のままでは、もらって不幸になる人と、もらえなくて不幸になる人が、また出てきてしまうのではないでしょうか。
 
 
 
これ以上、国民栄誉賞が生み出す悲劇を見たくはありません。
 
 
 
現役アスリートに対して国民栄誉賞を授与するのは、もうやめるべきではないでしょうか。
 
 
 
どう考えても現役アスリートがもらっても、プラスになるとは思いません。
 
 
 
せめて一旦保留という選択肢を設けてあげる、もしくは引退したときに打診してあげるよう、制度を改めてあげるべきなのではないでしょうか。
 
 
 
現役アスリートには国民栄誉賞を与えない」という決まりを作ってあげることが、結果的に彼らを「無用な苦悩」から救ってあげることになるのではないでしょうか。
 
 
 
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